ストレートネックと頭痛の関係性:原因と効果的な改善策
- 5月25日
- 読了時間: 16分

長時間スマホやデスクワークで悩まされるストレートネック。その症状の一つである頭痛に焦点を当て、原因から具体的な改善策、さらには予防法までを整形外科で8年間勤務して、専門学校で非常勤講師をしながら整骨院,整体院をしている医療従事者が詳しく解説します。
つらい頭痛から解放され、快適な毎日を取り戻しましょう。
この記事の監修者情報

資格:柔道整復師 (整骨院を開業できる国家資格)
柔道整復師専科教員(大学、専門学校の柔道整復師科で講義することができる資格)
NSCA CSCS(全米ストレングス・コンディショニングスペシャリスト)
経歴
2010~2015年 医療法人堺整形外科医院 福岡スポーツクリニック
2015~2017年 医療法人TSC タケダスポーツクリニック
2018~現在 よし姿勢&スポーツ整骨院・整体院
2014~2017年 福岡医療専門学校 非常勤講師
2015~2023年 九州医療専門学校 非常勤講師
2024~現在 福岡医健・スポーツ専門学校 非常勤講師
目次
・ストレートネックの定義とチェックポイント
・ストレートネックが進行するとどうなる?
・ストレートネックになりやすい人の特徴
・ストレートネックが頭痛を引き起こすメカニズム
・ストレートネックによる頭痛の種類
・頭痛以外のストレートネックの症状
・簡単ストレッチで首の負担を軽減
・デスクワーク環境の見直し
・正しい姿勢を意識する
・整体や鍼灸で体の歪みを整える
・自分に合った枕を選ぶ
・適度な運動習慣を身につける
ストレートネックとは?あなたの首は大丈夫?
ストレートネックの定義とチェックポイント
本来、人間の首は自然なS字カーブを描いており、この構造が衝撃を吸収し、首や肩への負担を軽減しています。しかし、ストレートネックはこのS字カーブが失われ、首がまっすぐになった状態を指します。
これにより、首や肩の筋肉に過剰な負担がかかり、様々な不調を引き起こす可能性があります。 自分の首がストレートネックかどうかをチェックするには、いくつかの簡単な方法があります。
まず、壁に背中を付けて立ち、後頭部、肩、お尻、かかとが自然に壁に触れるか確認します。
もし後頭部が壁に触れない場合、ストレートネックの可能性があります。
また、鏡の前で横向きになり、耳の位置が肩よりも前に出ていないかを確認するのも有効です。
耳が肩よりも大きく前に出ている場合は、ストレートネックの可能性が高いと言えます。
さらに、スマートフォンの使い過ぎや長時間のデスクワークなど、日常生活での姿勢もストレートネックに大きく影響します。
DR.AIRのような姿勢矯正グッズも一時的なサポートにはなりますが、根本的な改善には、姿勢の見直しや適切なストレッチが重要です。
日々の生活習慣を見直すことで、ストレートネックの改善に繋げることが可能です。

ストレートネックが進行するとどうなる?
ストレートネックが進行すると、首や肩への負担が増加し、様々な症状が現れる可能性があります。
首のカーブが失われることで、本来S字カーブが担っていた頭の重さを分散する機能が低下し、首や肩の筋肉が常に緊張した状態になります。
その結果、慢性的な首こりや肩こりを引き起こしやすくなります。
さらに、ストレートネックは首だけでなく、全身に影響を及ぼすこともあります。
首の筋肉の緊張は、頭痛やめまい、吐き気を引き起こすことがあります。また、自律神経のバランスを崩し、不眠や倦怠感などの症状が現れることもあります。
重症化すると、吐き気や自律神経の乱れに繋がり、日常生活に支障をきたす可能性もあります。
また、ストレートネックは見た目にも影響を与えることがあります。首が前に突き出るような姿勢になるため、猫背に見えやすくなり、スタイルが悪く見えてしまうことがあります。
健康面だけでなく、美容面においても、ストレートネックは改善すべき問題と言えるでしょう。
早期に適切な対策を行うことが重要です。
ストレートネックになりやすい人の特徴
ストレートネックは、特定の生活習慣や姿勢が原因で引き起こされることが多いです。
長時間のデスクワークやスマートフォンの使用は、ストレートネックになるリスクを高める代表的な要因です。
これらの作業を行う際、猫背気味の姿勢になりやすく、首に大きな負担がかかるためです。
特に、スマートフォンを長時間使用する際は、画面を見下ろす姿勢が続くため、首の角度が深くなり、首への負担が増加します。
また、デスクワークでパソコンを使用する際も、モニターの位置が低すぎたり、椅子の高さが合っていなかったりすると、首に負担がかかりやすくなります。
さらに、高すぎる枕を使用している場合も、首に負担がかかる原因となります。
高すぎる枕は、首を不自然な角度に保ち、筋肉の緊張を引き起こしやすくします。
自分に合った高さと硬さの枕を選ぶことが、ストレートネックの予防には重要です。
これらの要因に心当たりのある方は、日々の生活習慣を見直すことをおすすめします。

頭痛の原因はストレートネック?
ストレートネックが頭痛を引き起こすメカニズム
ストレートネックは、慢性的な頭痛の原因となることがあります。
そのメカニズムは、首の筋肉の緊張が血管や神経を圧迫することにあります。
首の筋肉が緊張すると、首の血管が圧迫され、脳への血流が悪化します。脳への血流が不足すると、脳は酸素不足となり、頭痛を引き起こしやすくなります。
さらに、首の筋肉の緊張は、神経を圧迫することもあります。特に、後頭神経という首の後ろを通る神経が圧迫されると、後頭部から頭頂部にかけてズキズキとした痛みが生じることがあります。
また、首の筋肉の緊張は、肩や背中の筋肉にも影響を与え、肩こりや背中の痛みを引き起こすこともあります。
これらの痛みは、頭痛を悪化させる要因となります。
ストレートネックによる頭痛は、単なる痛みだけでなく、吐き気やめまい、視力低下などの症状を伴うこともあります。
これらの症状が現れた場合は、ストレートネックが原因である可能性を考慮し、早めに専門医に相談することをおすすめします。
ストレートネックによる頭痛の種類
ストレートネックが原因で起こる頭痛には、主に緊張型頭痛と片頭痛の2種類があります。
緊張型頭痛は、首や肩の筋肉の緊張によって引き起こされる頭痛で、頭全体が締め付けられるような鈍い痛みが特徴です。
このタイプの頭痛は、精神的なストレスや疲労、睡眠不足などが原因で悪化することがあります。
一方、片頭痛は、ズキズキとした痛みが特徴で、吐き気や光過敏、音過敏を伴うことがあります。
片頭痛の原因は、脳の血管が拡張したり、神経が刺激されたりすることと考えられています。
ストレートネックが片頭痛を引き起こすメカニズムは、首の筋肉の緊張が三叉神経という脳神経を刺激し、血管の拡張や炎症を引き起こすことにあると考えられています。
どちらのタイプの頭痛も、ストレートネックが根本的な原因となっている可能性があるため、首のストレッチや姿勢改善などの対策を行うことが重要です。
また、必要に応じて、鎮痛剤や筋弛緩剤などの薬物療法を併用することも有効です。

頭痛以外のストレートネックの症状
ストレートネックは、頭痛以外にも様々な症状を引き起こすことがあります。首や肩の痛みは、ストレートネックの代表的な症状の一つです。
首のカーブが失われることで、首や肩の筋肉に過剰な負担がかかり、慢性的な痛みが生じます。
また、腕のしびれやだるさも、ストレートネックが原因で起こることがあります。
これは、首の神経が圧迫されることで、腕や手に神経症状が現れるためです。
さらに、ストレートネックは、めまいや吐き気、自律神経の乱れを引き起こすこともあります。
首の筋肉の緊張は、平衡感覚を司る神経や自律神経を刺激し、これらの症状を引き起こすと考えられています。
自律神経の乱れは、不眠や倦怠感、動悸などの症状を引き起こすこともあります。
これらの症状が複数当てはまる場合は、ストレートネックの可能性が高いと考えられます。
早期に適切な対策を行うことで、症状の悪化を防ぎ、健康な状態を取り戻すことが重要です。
今日からできる!ストレートネック改善策
簡単ストレッチで首の負担を軽減
ストレートネックの改善には、日々のストレッチが非常に効果的です。
首の筋肉の緊張を和らげ、首の可動域を広げることで、首への負担を軽減することができます。簡単なストレッチとしては、首をゆっくりと前後左右に倒したり、回したりする運動がおすすめです。
これらの運動は、首の筋肉を優しく伸ばし、血行を促進する効果があります。 ストレッチを行う際は、無理な力を加えず、ゆっくりと呼吸しながら行うことが重要です。
痛みを感じる場合は、無理に伸ばさず、痛みを感じない範囲でストレッチを行いましょう。
また、肩甲骨を意識して動かすことも、首の負担を軽減する上で重要です。
肩甲骨を動かすことで、肩や背中の筋肉がほぐれ、首への負担が分散されます。
ストレッチは、朝起きた時や寝る前、デスクワークの合間など、こまめに行うことが効果的です。
ストレッチを習慣化することで、首の筋肉の柔軟性を保ち、ストレートネックの改善に繋げることができます。
よし接骨院などの専門家のアドバイスを参考に、自分に合ったストレッチを見つけるのも良いでしょう。
デスクワーク環境の見直し
デスクワークは、ストレートネックの大きな原因の一つです。
しかし、デスクワーク環境を見直すことで、首への負担を軽減し、ストレートネックの改善に繋げることができます。
まず、モニターの位置を高くし、目線が自然と下に向くように調整しましょう。モニターが低い位置にあると、首を前に突き出すような姿勢になりやすく、首に大きな負担がかかります。
また、椅子の高さや奥行きも重要です。椅子に深く腰掛け、背もたれに背中をしっかりとつけるようにしましょう。足が床にしっかりとつくように、椅子の高さを調整することも重要です。
足が浮いている状態では、姿勢が不安定になり、首や肩に余計な負担がかかります。
さらに、エルゴノミクスマウスやキーボードを使用するのも効果的です。
エルゴノミクスマウスは、手首への負担を軽減し、肩や首への負担を軽減する効果があります。エルゴノミクスキーボードは、手首を自然な角度に保ち、肩や首への負担を軽減する効果があります。
これらのアイテムを活用することで、より快適なデスクワーク環境を実現し、ストレートネックの改善に繋げることができます。
正しい姿勢を意識する
ストレートネックを改善するためには、日々の姿勢を意識することが非常に重要です。
立っている時も座っている時も、常に正しい姿勢を心がけるようにしましょう。
椅子に深く腰掛け、背筋を伸ばして座ることが基本です。背もたれに寄りかかりすぎず、お腹を軽く引き締めるように意識すると、自然と正しい姿勢を保つことができます。
また、スマートフォンを使用する際は、画面を目の高さまで持ち上げるように心がけてください。
スマートフォンを低い位置で使用すると、首を大きく曲げることになり、首に大きな負担がかかります。
スマートフォンホルダーを使用したり、机の上にスマートフォンを置いて使用したりするのも効果的です。
さらに、歩く際も、正しい姿勢を意識することが重要です。背筋を伸ばし、顎を軽く引いて、視線を前に向けるようにしましょう。
猫背にならないように、肩を開いて歩くように意識することも重要です。正しい姿勢を意識することで、首への負担を軽減し、ストレートネックの改善に繋げることができます。
ストレートネックを根本から改善!専門家への相談
整体や鍼灸で体の歪みを整える
ストレートネックの根本的な改善を目指すためには、専門家の力を借りることも有効です。
整体や鍼灸は、体の歪みを整え、筋肉の緊張を和らげる効果があります。整体では、骨盤や背骨の歪みを矯正し、体のバランスを整えることで、首への負担を軽減します。
鍼灸では、ツボを刺激することで、筋肉の緊張を和らげ、血行を促進します。
整体や鍼灸は、ストレートネックだけでなく、肩こりや腰痛、自律神経の乱れなど、様々な症状の改善にも効果が期待できます。
施術を受ける際は、経験豊富な専門家を選び、自分の症状や状態を詳しく伝えることが重要です。
また、施術後も、正しい姿勢を意識したり、ストレッチを行ったりするなど、日々のケアを継続することが大切です。
整体や鍼灸は、即効性があるわけではありませんが、継続的に施術を受けることで、体の歪みを根本から改善し、ストレートネックの再発を防ぐ効果が期待できます。
整形外科での診断と治療
ストレートネックの症状が重い場合は、整形外科を受診し、レントゲン検査などで正確な診断を受けることをおすすめします。
レントゲン検査では、首の骨の配列や角度を確認し、ストレートネックの程度を把握することができます。
また、MRI検査を行うことで、首の神経や脊髄の状態を確認することもできます。
整形外科では、症状に応じて、薬物療法やリハビリテーションが行われます。
薬物療法では、痛み止めや筋弛緩剤などが処方されることがあります。
リハビリテーションでは、理学療法士の指導のもと、首のストレッチや筋力トレーニングなどを行います。
また、重症の場合には、手術が必要となることもあります。手術では、首の骨を固定したり、神経の圧迫を取り除いたりします。
手術は、最終的な手段であり、慎重に検討する必要があります。整形外科での適切な診断と治療を受けることで、ストレートネックの症状を改善し、日常生活を取り戻すことができます。
日々の生活習慣を見直す
ストレートネックの改善には、日々の生活習慣を見直すことが不可欠です。長時間のスマホやデスクワークは、首に大きな負担をかけるため、できる限り避けるようにしましょう。
やむを得ず長時間作業する場合は、こまめに休憩を取り、首や肩のストレッチを行うように心がけてください。
また、適度な運動や睡眠も重要です。運動不足は、筋肉の柔軟性を低下させ、首への負担を増加させます。
ウォーキングやヨガなど、軽い運動でも効果があります。睡眠不足は、疲労を蓄積させ、筋肉の緊張を招きます。十分な睡眠時間を確保し、質の高い睡眠をとるように心がけましょう。
さらに、食生活もストレートネックに影響を与えることがあります。栄養バランスの偏った食事は、筋肉や骨の健康を損ない、ストレートネックを悪化させる可能性があります。
バランスの取れた食事を心がけ、カルシウムやビタミンDなど、骨の健康に必要な栄養素を積極的に摂取するようにしましょう。
ストレートネックと頭痛の予防のために
日頃から姿勢に気を配る
ストレートネックと頭痛を予防するためには、日頃から姿勢に気を配ることが最も重要です。
立っている時も座っている時も、常に正しい姿勢を意識するようにしましょう。
壁に背中をつけて、後頭部、肩、お尻、かかとが一直線になるようにすると、正しい姿勢を保ちやすくなります。
この状態を意識することで、自然と背筋が伸び、首への負担を軽減することができます。
また、スマートフォンやパソコンを使用する際も、姿勢に注意することが重要です。スマートフォンを使用する際は、画面を目の高さまで持ち上げるようにし、首を大きく曲げないようにしましょう。
パソコンを使用する際は、モニターの位置を高くし、椅子に深く腰掛け、背筋を伸ばして座るようにしましょう。
さらに、長時間同じ姿勢を続けないように、こまめに休憩を取り、ストレッチを行うことも効果的です。
姿勢を意識することは、最初は大変かもしれませんが、習慣化することで、自然と正しい姿勢を保てるようになります。
自分に合った枕を選ぶ
枕は、睡眠中の姿勢を保ち、首への負担を軽減する上で非常に重要な役割を果たします。
高すぎる枕や低すぎる枕は、首に負担をかけ、ストレートネックや頭痛の原因となることがあります。
自分に合った高さと硬さの枕を選ぶことが、ストレートネックと頭痛の予防には不可欠です。
枕を選ぶ際は、仰向けになった時に、首の自然なカーブが保たれるように、首をしっかりと支えてくれる枕を選びましょう。
横向きになった時は、首とマットレスの間に隙間ができないように、肩の高さを考慮した枕を選ぶことが重要です。
枕の素材も重要です。低反発素材やそばがら素材など、様々な素材の枕がありますが、自分の好みや体質に合わせて選びましょう。
枕専門店などで、専門家のアドバイスを受けながら、自分にぴったりの枕を見つけるのがおすすめです。
自分に合った枕を使うことで、睡眠中の首への負担を軽減し、ストレートネックと頭痛の予防に繋げることができます。
適度な運動習慣を身につける
適度な運動習慣は、ストレートネックと頭痛の予防に効果的です。
運動不足は、筋肉の柔軟性を低下させ、首や肩への負担を増加させます。ウォーキングやヨガなどの軽い運動でも効果があります。
特に、首や肩周りの筋肉をほぐすストレッチは、ストレートネックの予防に効果的です。
首をゆっくりと前後左右に倒したり、回したりするストレッチや、肩甲骨を意識して動かすストレッチなどを、毎日行うようにしましょう。
また、水泳やジョギングなどの全身運動も、血行を促進し、筋肉の緊張を和らげる効果があります。
運動を行う際は、無理な力を加えず、ゆっくりと呼吸しながら行うことが重要です。
痛みを感じる場合は、無理に運動せず、痛みを感じない範囲で運動を行いましょう。
運動習慣を身につけることで、筋肉の柔軟性を保ち、血行を促進し、ストレートネックと頭痛の予防に繋げることができます。
まとめ:ストレートネックと頭痛から解放されよう!
ストレートネックは、日々の生活習慣を見直すことで改善できる可能性があります。
この記事では、ストレートネックの定義から、頭痛との関係性、具体的な改善策、そして予防策までを詳しく解説しました。
頭痛に悩まされている方は、ぜひこの記事で紹介した改善策を試してみてください。
まずは、自分の姿勢をチェックし、ストレートネックの可能性を把握しましょう。
そして、日々の生活習慣を見直し、正しい姿勢を意識したり、ストレッチを行ったり、デスクワーク環境を改善したりするなど、できることから始めてみましょう。
自分に合った枕を選んだり、適度な運動習慣を身につけたりすることも、ストレートネックの改善と予防に効果的です。
これらの対策を継続することで、ストレートネックと頭痛から解放され、より快適な生活を送ることができるでしょう。
もし症状が改善しない場合は、自己判断せずに、専門家への相談も検討しましょう。整形外科や整体院などで、適切な診断と治療を受けることで、ストレートネックの根本的な改善を目指すことができます。
あきらめずに、根気強く対策を続けることが大切です。
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おれんじ鍼灸接骨院・整体院
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