​スポーツ障害 

​有痛性外脛骨

足の内側には外脛骨と呼ばれる過剰骨がある人がいます。

その過剰骨には後脛骨筋腱という太い腱が付着しています。

足舟状骨という骨の内側に痛みが発生する時は、ほとんどが外脛骨に付着する部分が後脛骨筋腱に引っ張られて炎症を起こし痛みを引き起こします。

また足関節の捻挫や打撲などをきっかけに痛みを訴えることも多いです。

サッカーやラグビーなどの足関節内側をダイレクトに使用するスポーツや足関節外反(外へ捻る)を強いられる動きを繰り返すことで発生したりします。

偏平足も痛みが発生する一つの要因と考えられています。

判断するためには足内側の膨隆が見られることで容易に判断できます。

膨隆自体は問題ではなく、後脛骨筋の過度な収縮やサッカーのインサイドキックのような足関節内側への直接な衝撃による軟骨、腱の炎症が痛みを発生させます。

足関節捻挫時に衝撃が強いと骨の炎症が強くでて歩行も困難になることもあります。

単純レントゲンでは、舟状骨内側に外脛骨が認められますが、その形体から3つのタイプに分類され(図3)、その中でも最も疼痛が出現しやすいのはTypeⅡです。

その原因は、TypeⅡでは比較的大きな外脛骨が舟状骨と薄い線維軟骨で結合しているため、捻挫などの外傷により同部に亀裂が生じやすいからではないかと考えらえています

超音波検査でもTYPEⅠ~Ⅲまでを判断することが可能であり​上記のように見ることができます。

​治療法

​保存療法が第一選択であり、大部分の人が炎症を抑える超音波治療や電気治療、リハビリでよくなっていきます。