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よし
姿勢&スポーツ
整骨院・整体院
夜20時まで営業
駐車場あり
鍋島駅から5分
各種保険取扱
予約優先制
〒849-0932
よし姿勢&スポーツ整骨院・整体
佐賀県佐賀市鍋島町八戸溝1231‐14
院長 吉原 稔 国家資格取得者
腰椎分離症 腰椎疲労骨折
腰椎分離症のことで悩んでいる方がたくさんいます。当院にも多くのご相談があり、質問の多いことをまとめています。
腰椎分離症とは?
成長期腰椎分離症は腰椎の椎間関節突起間部という場所の疲労骨折と言われています。
2000年以前は腰椎分離症は先天的なもの(生まれつきのもの)で治らないということが一般的でしたが、近年は分離症は疲労骨折であると患者さんにも認知され始めています。
体の柔軟性の欠如(身体的特徴)とスポーツの競技特性(身体を反ったり、捻る動作の多い競技)の要因が基盤にあり,疲労骨折をおこします.
発生しやすい年代と好発部位は?
14歳前後の男性に多く,罹患部位はL5(第5腰椎)次いでL4(第4腰椎)に発生が多くなります。
現在、成長期腰椎分離症(疲労骨折が原因)と腰痛(筋肉や関節の炎症が原因)を画像検査なしに見分けることは難しいと言われています。
成長期腰椎分離症の症状の中に腰を反ると痛い、斜め後ろに反ると痛い、腰の骨を押すと痛いという条件がそろうと疲労骨折の可能性が高くなるといわれていますが、実際には普通の腰痛にも同じような症状が出現します。
しかし疲労骨折の場合は、マッサージや鍼灸などの施術をしても
その時はいいけど、競技をPLAYするとまた痛くなる、何回か治療しても変化がないなど、治療効果が上がらないことを多く経験します。その場合は早めに検査をすることをお勧めします。
どんな症状なの?普通の腰痛との見分け方は?
診断の方法は?検査は何が必要なの?
A:診断にはMRI検査が確実に必要、治療方針にはXP,CT検査も必要である.
理由は次へ診断にはMRI検査が確実に必要、治療方針にはXP,CT検査も必要である.
レントゲンだけではだめなの?
A:レントゲンのみでの診断は不十分。レントゲン検査で分離症と診断されたときには隠れた疲労骨折があるかもしれないので注意が必要。

レントゲン検査で分離症があると診断する時には、腰椎を斜めから撮影した
レントゲンが必要になります。通常腰のレントゲンを斜めから、椎弓といわれるところから椎間関節突起患部(疲労骨折が起きるところ)をみると犬の形をしたように見えます。しかし疲労骨折が起こり、分離症へと進行すると椎間関節突起患部の連続性が途絶え、犬の首輪のように写ります(真ん中の画像)。これを犬のスコッチテリアが首輪をつけているように見えるため、スコッチテリア首輪サインと言われています。
このスコッチテリア首輪サインがあるときには、完成された疲労骨折(分離症)の可能性が高く、骨癒合の可能性が低くなります。
また今の痛みはスコッチテリアサインが起きている部位ではなく、その上の骨が疲労骨折を起こしている可能性もあり、レントゲン検査だけでは判断ができません。
整形外科勤務時代にレントゲン検査で、スコッチテリアサインがありそうだが、実際CT検査をすると、分離症ではなかったなどのことは多く経験しており、スコッチテリアサインだけで判断するのは確実ではないのです。
MRIで何がわかるの?
A:MRIでは疲労骨折の有無と骨癒合する可能性があるかをみています。
