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腰が痛い時、どこへ行くべき?整骨院、整体院、整形外科の違いと選び方

  • 6月4日
  • 読了時間: 11分

腰痛 施設選び

突然の腰痛、長引く腰の違和感。そんな時、整骨院、整体院、整形外科、どこに行けば良いか迷いませんか?


それぞれの特徴を知り、あなたの症状に最適な場所を整形外科で8年間勤務して、専門学校で非常勤講師をしながら整骨院,整体院をしている医療従事者が詳しく解説します。


この記事の監修者情報

記事の監修者の顔
吉原 稔

資格:柔道整復師 (整骨院を開業できる国家資格)

柔道整復師専科教員(大学、専門学校の柔道整復師科で講義することができる資格)

NSCA CSCS(全米ストレングス・コンディショニングスペシャリスト)

経歴

2010~2015年 医療法人堺整形外科医院 福岡スポーツクリニック

2015~2017年 医療法人TSC タケダスポーツクリニック

2018~現在 よし姿勢&スポーツ整骨院・整体院



2014~2017年 福岡医療専門学校 非常勤講師

2015~2023年 九州医療専門学校 非常勤講師

2024~現在   福岡医健・スポーツ専門学校 非常勤講師

目次

・急な腰痛(ぎっくり腰)の場合

・慢性的な腰痛の場合

・痺れを伴う腰痛の場合

・整骨院(接骨院)の特徴

・整体院の特徴

・整形外科の特徴

・急性の強い痛みの場合

・慢性的な痛みや違和感の場合

・スポーツによる腰痛の場合

・施術内容の確認

・症状が悪化した場合

・複数の医療機関を受診する場合


腰痛の種類と原因を理解する


急な腰痛(ぎっくり腰)の場合


突然の腰痛、いわゆるぎっくり腰は、誰しもが経験する可能性のある、 非常に辛い症状です。


多くの場合、これは筋肉や靭帯といった、 腰を支える組織の損傷によって引き起こされます。


特に、重い物を持ち上げた際や、 急な体勢の変化があった際に発生しやすいです。 激しい痛みを伴い、 日常生活に支障をきたすことも少なくありません。


動けないほどの激痛がある場合は、 自己判断せずに、 速やかに整形外科を受診することが重要です。


整形外科では、レントゲン検査などの画像診断を通じて、腰痛の原因を特定します。 骨折や脱臼などの重篤な状態でないかを確認し、 適切な治療方針を立てることが可能です。


整骨院では、鍼灸や手技療法を通じて、 痛みの緩和や機能回復を目指します。適切な診断と治療を受けることで、 早期の回復と再発防止に繋げることができます。


慢性的な腰痛の場合

慢性的な腰痛は、 数週間、あるいは数ヶ月以上にわたって、持続する腰の痛みを指します。 その原因は多岐にわたり、特定が難しい場合も少なくありません。


姿勢の悪さや長時間のデスクワーク、 運動不足による筋肉の疲労、加齢に伴う椎間板の変性、 椎間板ヘルニアなどが考えられます。


慢性的な腰痛の場合、 まずは整形外科を受診し、 医師の診察を受けることが重要です。


整形外科では、レントゲンやMRIなどの検査を行い、 腰痛の原因となっている病態を特定します。 必要に応じて、痛み止めや湿布などの薬物療法、リハビリテーションなどの保存療法が行われます。


整形外科での診断の結果、 骨や神経に異常が見られない場合は、 整骨院や整体院での施術を検討するのも良いでしょう。


これらの施設では、体の歪みを整えたり、 筋肉のバランスを調整したりすることで、 痛みの緩和を目指します。


しかし、慢性的な腰痛の場合、根本的な原因を解決するためには、 日頃の姿勢や生活習慣を見直すことも大切です。



痺れを伴う腰痛の場合


腰痛に加えて足の痺れや麻痺を伴う場合は、 神経の圧迫が疑われます。


これは、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症といった、 重篤な疾患が原因となっている可能性があります。


椎間板ヘルニアは、 椎骨と椎骨の間にある椎間板が変性し、神経を圧迫することで、 腰痛や足の痺れを引き起こします。


脊柱管狭窄症は、 脊髄が通る脊柱管が狭くなることで、 神経を圧迫し、同様の症状を引き起こします。


痺れを伴う腰痛の場合、 速やかに整形外科を受診し、 MRI検査などの精密検査を受けることが重要です。 MRI検査では、神経の圧迫の程度や、原因となっている病態を詳しく調べることができます。


検査の結果、 手術が必要となる場合もありますが、 多くの場合は、薬物療法やリハビリテーションなどの、保存療法で症状の改善が見込めます。 自己判断せずに、 医師の指示に従い、適切な治療を受けるようにしましょう。

腰痛による下肢のしびれ

整骨院、整体院、整形外科の違い


整骨院(接骨院)の特徴


整骨院(接骨院)は、 柔道整復師という国家資格を持った施術者が、 骨折、脱臼、打撲、捻挫などの、主に運動器系の怪我や障害に対して、 施術を行う施設です。


柔道整復師は、 解剖学や生理学などの専門知識を持ち、 手技による施術や、電気療法、温熱療法、運動療法などを組み合わせて、 患者さんの自然治癒力を高めることを目指します。


整骨院での施術は、 保険が適用される場合と、適用されない場合があります。 保険が適用されるのは、 急性期の怪我や、 医師の同意を得た慢性的な症状に限られます。


肩こりや慢性的な腰痛などは、保険適用外となる場合が多いので、 事前に確認することが大切です。


整骨院は、 スポーツによる怪我や、 交通事故によるむち打ちなどの治療にも対応しています。これらの怪我は、 早期に適切な治療を受けることで、 後遺症のリスクを減らすことができます。


整体院の特徴


整体院は、 民間資格を持った施術者が、 体の歪みを整え、筋肉や関節のバランスを調整することで、 痛みを緩和することを目指す施設です。


整体師は、 体の構造や機能に関する知識を持ち、 手技による施術や、ストレッチ、運動指導などを行います。


整体院での施術は、 保険が適用されないため、 全額自己負担となります。 施術料金は、 各院によって異なり、施術時間や内容によっても変動します。


整体院は、 肩こり、腰痛、猫背、O脚など、 体の歪みや姿勢に関する悩みに対応しています。


整体院では、 より専門的な知識や技術に基づいた施術を受けることができます。 整体院を選ぶ際には、施術者の資格や経験、 施術内容、料金などを確認し、 自分に合った院を選ぶことが大切です。


整形外科の特徴

整形外科は、 医師が診察、検査(レントゲン、MRIなど)、薬物療法、注射、手術などを行う、 医療機関です。


整形外科医は、 運動器系の疾患や外傷に関する専門知識を持ち、 病名や原因を特定し、科学的な根拠に基づいた治療を提供します。


整形外科では、 骨折、脱臼、捻挫、靭帯損傷、 関節炎、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症など、 様々な疾患に対応しています。


整形外科での治療は、 保険が適用されるため、 自己負担額を抑えることができます。 ただし、 初診料や検査費用、薬代などが別途必要となります。


整形外科は、手術が必要な場合や、 専門的な検査が必要な場合に、 最適な選択肢となります。


また、 リハビリテーション施設が併設されている場合が多く、 手術後のリハビリや、保存療法による機能回復も期待できます。


症状別!最適な選択肢


急性の強い痛みの場合

急性の強い腰痛、特にぎっくり腰のような場合は、 まずは整形外科を受診し、 レントゲン検査などで骨に異常がないか、 確認することが重要です。


激しい痛みの場合、骨折や脱臼などの重篤な状態である可能性も否定できません。 整形外科では、 レントゲン検査によって、 骨の状態を詳しく調べることができます。


また、必要に応じて、痛み止めや湿布などの薬を処方してもらえます。 これらの薬は、 痛みを緩和し、炎症を抑える効果があります。


痛みが強い場合は、安静を保ち、無理な動きは避けるようにしましょう。 また、冷湿布や氷嚢などで、 患部を冷やすことも効果的です。


ただし、痛みが改善しない場合や、痺れや麻痺などの症状が現れた場合は、 速やかに再度整形外科を受診し、 精密検査を受けるようにしましょう。

急性腰痛

慢性的な痛みや違和感の場合


慢性的な腰痛や違和感の場合、整形外科で異常が見つからなければ、 整骨院や整体院で体の歪みを整えてもらうのも、 良い選択肢です。


これらの施設では、 体の歪みを整えたり、筋肉のバランスを調整したりすることで、 痛みの緩和を目指します。


整骨院では、 柔道整復師が、手技による施術や、 電気療法、温熱療法などを行います。


整体院では、 整体師が、体の歪みを整える施術や、 ストレッチ、運動指導などを行います。


慢性的な腰痛の場合、 根本的な原因を解決するためには、日頃の姿勢や生活習慣を見直すことも大切です。


長時間のデスクワークや、 猫背などの悪い姿勢は、 腰に負担をかけ、痛みを悪化させる原因となります。正しい姿勢を保つように心がけ、 定期的にストレッチや運動を行うようにしましょう。


スポーツによる腰痛の場合

スポーツによる腰痛は、筋肉の疲労や関節の炎症が原因であることが多いです。


特に、 腰を酷使するスポーツや、 誤ったフォーム、急な動きを伴うスポーツは、腰痛を引き起こしやすいです。


スポーツによる腰痛の場合、 整骨院で適切な施術を受けることが効果的です。 整骨院では、 柔道整復師が、手技による施術や、電気療法、アイシングなどを行い、 筋肉の疲労や炎症を和らげます。


また、運動方法や体の使い方について、 アドバイスをもらうこともできます。正しいフォームで運動することや、 運動前後のストレッチをしっかりと行うことは、 腰痛の予防に繋がります。


痛みが強い場合は、 無理に運動を続けず、安静を保つようにしましょう。


また、スポーツをする際には、 適切なサポーターを装着することも、 腰への負担を軽減するために有効です。

スポーツ腰痛

施術を受ける際の注意点


施術内容の確認


施術を受ける前に、 施術内容や料金について、詳しく説明を受けることが重要です。 どのような施術を行うのか、 施術時間はどのくらいか、 料金はいくらか、 などを事前に確認し、納得した上で施術を受けるようにしましょう。


もし、施術内容や料金について、 不明な点や疑問点があれば、 遠慮せずに質問することが大切です。 納得できない場合は、他の医療機関を受診することも検討しましょう。


また、施術を受ける際には、 自分の症状や既往歴、アレルギーなどを、 施術者に伝えるようにしましょう。


これらの情報は、 施術者が適切な施術を行うために、 非常に重要な情報となります。 施術後には、 施術の効果や今後の見通しについて、説明を受けるようにしましょう。



症状が悪化した場合

施術を受けても症状が改善しない場合や、 悪化する場合は、 すぐに施術を中止し、医師に相談することが重要です。


自己判断で施術を続けると、 症状が悪化する可能性があります。


特に、 痺れや麻痺などの症状が現れた場合は、 神経の圧迫が疑われるため、速やかに医師の診察を受けるようにしましょう。


また、施術後に、 発熱や吐き気などの症状が現れた場合も、 すぐに医師に相談することが大切です。


これらの症状は、施術による副作用である可能性も考えられます。


施術を受ける際には、 施術のリスクについても、 事前に説明を受けるようにしましょう。どのようなリスクがあるのかを理解した上で、 施術を受けるかどうかを判断することが大切です。


複数の医療機関を受診する場合


整形外科と整骨院を併用する場合は、医師に相談し、適切な指示を受けることが重要です。


自己判断で複数の医療機関を受診すると、 症状が悪化する可能性があります。 整形外科では、レントゲンやMRIなどの検査を行い、 腰痛の原因を特定します。


整骨院では、 手技による施術や、 電気療法、温熱療法などを行い、 痛みの緩和を目指します。それぞれの医療機関で、 施術内容や治療方針が異なる場合があるため、 医師に相談し、 適切な指示を受けることが大切です。


また、複数の医療機関を受診する際には、それぞれの医療機関に、 他の医療機関を受診していることを伝えるようにしましょう。 そうすることで、 医療機関同士が連携し、より適切な治療を提供することができます。


まとめ


腰痛の原因や症状に合わせて、 適切な医療機関を選ぶことが大切です。


急性の強い痛みの場合には、 まず整形外科を受診し、骨に異常がないかを確認しましょう。


慢性的な痛みや違和感の場合には、 整形外科で異常が見つからなければ、整骨院や整体院で体の歪みを整えてもらうのも良いでしょう。


スポーツによる腰痛の場合には、 整骨院で適切な施術を受け、運動方法や体の使い方についてアドバイスをもらいましょう。


迷った場合は、 まずは整形外科を受診し、 医師の診断を受けてから、整骨院や整体院での施術を検討しましょう。


早期の適切な治療で、 快適な生活を取り戻しましょう。


腰痛は、 日常生活に大きな支障をきたす可能性があります。我慢せずに、 早めに医療機関を受診し、 適切な治療を受けるようにしましょう。


また、日頃から、 正しい姿勢を保つことや、 適度な運動をすることなども、腰痛の予防に繋がります。


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出典・間接引用

くまのみ整骨院・整体院グループ

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