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デスクワークが原因?肩こりからくる五十肩の対策

  • 3 日前
  • 読了時間: 11分
デスクワークが招く五十肩

長時間のデスクワークで肩がガチガチ。もしかして、その肩こりが五十肩の原因かも?五十肩の症状や原因、デスクワーク中にできる対策を詳しく解説します。


この記事の監修者情報

記事の監修者の顔
吉原 稔

資格:柔道整復師 (整骨院を開業できる国家資格)

柔道整復師専科教員(大学、専門学校の柔道整復師科で講義することができる資格)

NSCA CSCS(全米ストレングス・コンディショニングスペシャリスト)

経歴

2010~2015年 医療法人堺整形外科医院 福岡スポーツクリニック

2015~2017年 医療法人TSC タケダスポーツクリニック

2018~現在 よし姿勢&スポーツ整骨院・整体院

2014~2017年 福岡医療専門学校 非常勤講師

2015~2023年 九州医療専門学校 非常勤講師

2024~現在   福岡医健・スポーツ専門学校 非常勤講師


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目次

・デスクワークが肩に与える影響

・肩こりが五十肩を引き起こすメカニズム

・五十肩の主な症状

・自宅でできる簡単セルフチェック

・整形外科での検査方法

・こまめな休憩とストレッチ

・正しい姿勢を保つ

・温熱療法と漢方

・痛みの緩和と炎症の抑制ょう。

・運動療法とリハビリ

・鍼灸治療という選択肢

五十肩とデスクワークの関係性


デスクワークが肩に与える影響


デスクワークは、私たちの生活に欠かせないものとなりましたが、同時に肩への負担も増加させています。長時間同じ姿勢での作業は、特定の筋肉に過度な負荷をかけ、肩こりや首の痛みを引き起こす主な原因となります。


特に、パソコン作業では、画面を集中して見続けることで、首や肩の筋肉が緊張しやすくなります。この状態が続くと、筋肉は柔軟性を失い、硬直してしまうことがあります。


さらに、不適切な椅子の高さやモニターの位置は、姿勢の悪化を招き、肩への負担を増大させます。猫背気味の姿勢や、前かがみの姿勢は、肩甲骨の動きを制限し、肩関節周囲の筋肉や靭帯に過剰なストレスを与えます。


このような状態が慢性化すると、肩関節の可動域が狭まり、五十肩のリスクを高めることにつながります。デスクワーク環境の見直しや、正しい姿勢の維持は、肩の健康を保つ上で非常に重要です。


肩こりが五十肩を引き起こすメカニズム

肩こりは、単なる一時的な不快感ではなく、放置すると様々な問題を引き起こす可能性があります。特に、肩こりが慢性化すると、肩関節周囲の組織に深刻な影響を与え、五十肩へと進行するリスクが高まります。


肩こりによって筋肉が緊張し続けると、血行が悪くなり、組織への酸素供給が不足します。この状態が続くと、筋肉や靭帯は柔軟性を失い、硬くなってしまいます。


さらに、肩こりは炎症を引き起こしやすくなります。硬くなった組織は、わずかな動作でも損傷しやすく、炎症を起こすことがあります。


この炎症が慢性化すると、肩関節周囲の組織が癒着し、可動域が制限される五十肩へと進行する可能性があります。五十肩は、肩の痛みや可動域制限を引き起こし、日常生活に大きな支障をきたすことがあります。


したがって、肩こりを放置せずに、適切な対策を講じることが、五十肩の予防につながります。

五十肩の症状チェックとセルフチェック


五十肩の主な症状


五十肩は、肩関節の痛みと可動域制限を特徴とする疾患です。主な症状としては、腕を上げると肩に痛みがある、夜間に肩の痛みで目が覚める、服を着替えるのが辛い、髪を洗うのが困難などが挙げられます。


特に、夜間の痛みは五十肩の特徴的な症状であり、睡眠を妨げ、日常生活に大きな影響を与えることがあります。


また、腕を上げることが困難になるため、日常生活での様々な動作が制限され、不便を感じることが多くなります。

五十肩の症状は、徐々に悪化することが多く、初期段階では軽度の痛みや違和感として現れることがあります。


しかし、放置すると症状が進行し、日常生活に大きな支障をきたす可能性があります。


したがって、早期に症状を認識し、適切な対策を講じることが重要です。五十肩の症状に気づいたら、早めに専門医の診察を受けることをお勧めします。

肩関節周囲炎 時期による症状

自宅でできる簡単セルフチェック


自宅で簡単にできるセルフチェックは、五十肩の早期発見に役立ちます。まず、腕を真上に上げてみましょう。


正常な場合、腕はほぼ垂直に上げることができますが、五十肩の場合、痛みや可動域制限により、腕を上げることが困難になります。次に、背中に手を回してみましょう。


正常な場合、背中の上の方まで手を回すことができますが、五十肩の場合、肩の可動域制限により、手を回す範囲が狭くなります。


さらに、肩を内側や外側に回してみることも有効です。五十肩の場合、これらの動作でも痛みや可動域制限を感じることがあります。


セルフチェックを行う際は、左右の肩を比較し、可動域や痛みの程度に差がないかを確認しましょう。もし、以前より動きが悪くなっている場合や、痛みを感じる場合は、五十肩の疑いがあります。


早めに専門医の診察を受けることをお勧めします。


整形外科での検査方法


整形外科では、五十肩の診断のために、様々な検査を行います。まず、問診では、患者の症状や病歴、生活習慣などを詳しく聞き取り、五十肩の原因を特定するための情報を収集します。


次に、身体検査では、肩関節の可動域や痛みの程度を評価します。医師は、腕を上げたり、回したりする動作を通じて、肩関節の動きを詳しく調べます。


さらに、レントゲン検査やMRI検査などの画像検査を行うこともあります。


レントゲン検査では、骨の状態を確認し、骨折や変形がないかを調べます。MRI検査では、肩関節周囲の軟部組織(筋肉、靭帯、腱など)の状態を詳しく調べ、炎症や損傷がないかを確認します。


これらの検査結果を総合的に判断し、五十肩の診断を確定します。専門機関では、より高度な検査や治療を提供しており、五十肩の診断と治療に役立ちます。

デスクワーク中にできる五十肩対策


こまめな休憩とストレッチ


デスクワーク中に五十肩を予防するためには、こまめな休憩とストレッチが非常に重要です。長時間同じ姿勢で作業を続けると、肩や首の筋肉が緊張し、血行が悪くなります。


1時間に1回は必ず休憩を取り、軽いストレッチを行いましょう。ストレッチは、肩甲骨を意識的に動かすものが効果的です。例えば、肩を回す、腕を前後に振る、肩甲骨を寄せるなどのストレッチを行いましょう。


また、首のストレッチも忘れずに行いましょう。首を左右に倒したり、回したりすることで、首の筋肉の緊張を和らげることができます。


ストレッチを行う際は、無理のない範囲で、ゆっくりと行うことが大切です。痛みを感じる場合は、無理にストレッチを続けずに、中断しましょう。こまめな休憩とストレッチを習慣にすることで、肩や首の筋肉の緊張を和らげ、血行を促進し、五十肩の予防につながります。

肩甲骨ストレッチ

正しい姿勢を保つ


デスクワーク中の姿勢は、肩への負担に大きく影響します。正しい姿勢を保つためには、椅子の高さやモニターの位置を適切に調整することが重要です。まず、椅子の高さは、足の裏がしっかりと床につくように調整しましょう。


膝の角度が90度になるように調整することも大切です。次に、モニターの位置は、目線が自然にモニターの中央に向かうように調整しましょう。モニターが低すぎると、猫背になりやすくなるため、注意が必要です。


また、背もたれにしっかりと寄りかかり、猫背にならないように意識しましょう。


背もたれがない椅子を使用する場合は、姿勢を保つために、クッションなどを活用することも有効です。


正しい姿勢を保つことで、肩や首への負担を軽減し、五十肩の予防につながります。定期的に姿勢を見直し、正しい姿勢を維持するように心がけましょう。


温熱療法と漢方


温熱療法は、肩の血行を促進し、筋肉の緊張を和らげる効果があります。


蒸しタオルや入浴などで肩を温めると、血行が促進され、筋肉がほぐれます。蒸しタオルを使用する場合は、電子レンジで温めたタオルを肩に当て、10分から15分程度温めましょう。


入浴する場合は、湯船にゆっくりと浸かり、肩までしっかりと温めましょう。また、市販の温熱シートなども手軽に利用できます。


漢方薬も、血行改善や痛みの緩和に効果的な場合があります。


五十肩の治療に用いられる漢方薬としては、葛根湯、芍薬甘草湯、当帰芍薬散などがあります。漢方薬は、体質や症状に合わせて選ぶ必要があるため、専門の医師や薬剤師に相談することが重要です。


温熱療法と漢方薬を組み合わせることで、より効果的に五十肩の症状を緩和することができます。

入浴による血行改善

五十肩の治療法とリハビリ


痛みの緩和と炎症の抑制


五十肩の治療において、痛みの緩和と炎症の抑制は非常に重要なステップです。痛みが強いと、日常生活に支障をきたすだけでなく、リハビリテーションも困難になります。


痛みを緩和するためには、消炎鎮痛剤や湿布などが用いられます。これらの薬は、炎症を抑え、痛みを和らげる効果があります。痛みが非常に強い場合は、ステロイド注射を行うこともあります。


ステロイド注射は、炎症を強力に抑える効果がありますが、副作用のリスクもあるため、医師の指示に従って慎重に行う必要があります。


痛みを緩和すると同時に、炎症を抑制することも重要です。炎症が慢性化すると、肩関節周囲の組織が癒着し、可動域制限がさらに悪化する可能性があります。


炎症を抑制するためには、安静を保つことや、アイシングなども効果的です。痛みが続く場合は、専門医に相談し、適切な治療を受けるようにしましょう。


運動療法とリハビリ


運動療法とリハビリは、五十肩の治療において、可動域を広げ、肩の機能を回復させるために不可欠です。運動療法は、肩関節の可動域を広げるためのストレッチや、筋肉を強化するためのトレーニングを行います。


ストレッチは、肩を回したり、腕を上げたりする動作を通じて、肩関節の柔軟性を高めます。トレーニングは、肩周囲の筋肉を強化し、肩関節を安定させる効果があります。


リハビリは、理学療法士や作業療法士などの専門家が、患者の状態に合わせて個別のプログラムを作成し、指導を行います。


リハビリでは、肩関節の可動域を広げるための運動や、日常生活動作を改善するための練習などを行います。


運動療法とリハビリは、無理のない範囲で継続することが大切です。痛みを感じる場合は、無理に運動を続けずに、休憩を取りましょう。


専門家の指導のもと、適切な運動療法とリハビリを行うことで、五十肩の症状を改善し、肩の機能を回復させることができます。


鍼灸治療という選択肢


鍼灸治療は、五十肩の治療における選択肢の一つとして、近年注目されています。鍼灸治療は、鍼や灸を用いて、体の特定の部位を刺激することで、血行を促進し、筋肉の緊張を緩和する効果があります。


五十肩の場合、肩関節周囲の筋肉や靭帯に鍼や灸を施すことで、血行が促進され、筋肉の緊張が和らぎ、痛みが軽減されることがあります。

鍼灸治療は、痛みを和らげるだけでなく、自然治癒力を高める効果も期待できます。


鍼灸治療によって、体のバランスが整えられ、自己治癒力が向上することで、五十肩の症状が改善されることがあります。


鍼灸治療は、副作用のリスクが比較的少ない治療法であり、薬物療法に抵抗がある方や、他の治療法で効果が得られなかった方にとって、有効な選択肢となることがあります。鍼灸治療を受ける際は、専門の資格を持った鍼灸師に相談し、適切な治療を受けるようにしましょう。


まとめ:早めの対策で快適なデスクワークを


デスクワークは現代社会において不可欠なものですが、同時に肩こりや五十肩のリスクを高める要因となります。


長時間同じ姿勢での作業、不適切な姿勢、運動不足などが、肩への負担を増大させ、五十肩を引き起こす可能性があります。


しかし、日頃から適切な対策を行うことで、肩の健康を維持し、快適なデスクワークを送ることができます。こまめな休憩、ストレッチ、正しい姿勢の維持、温熱療法、漢方薬などが、肩こりや五十肩の予防に効果的です。



また、五十肩の症状が現れた場合は、早めに専門医に相談することが大切です。早期に適切な治療を開始することで、症状の進行を食い止め、早期回復を目指すことができます。


五十肩は、放置すると日常生活に大きな支障をきたす可能性があります。早めの対策を講じることで、肩の痛みを和らげ、快適な生活を取り戻すことができます。デスクワークによる肩の悩みを解消し、健康で快適な毎日を送りましょう。



出典・間接引用


札幌ひざのセルクリニック

デスクワークで肩が痛い…ストレートネックと肩関節の関係


大正製薬

四十肩・五十肩



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