お風呂は五十肩・四十肩に効果あり?温熱効果と自宅でできる簡単ストレッチ
- 20 時間前
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「お風呂は五十肩や四十肩に良いって本当?」「どんな入浴方法やストレッチが効果的なの?」とお悩みではありませんか?この記事では、お風呂の温熱効果が五十肩・四十肩に与える影響と、自宅で簡単にできるストレッチ方法を、整形外科で8年間勤務して、専門学校で非常勤講師をしながら整骨院,整体院をしている医療従事者が詳しく解説します。施術経験も踏まえ、具体的な対策をご紹介します。
この記事の監修者情報

資格:柔道整復師 (整骨院を開業できる国家資格)
柔道整復師専科教員(大学、専門学校の柔道整復師科で講義することができる資格)
NSCA CSCS(全米ストレングス・コンディショニングスペシャリスト)
経歴
2010~2015年 医療法人堺整形外科医院 福岡スポーツクリニック
2015~2017年 医療法人TSC タケダスポーツクリニック
2018~現在 よし姿勢&スポーツ整骨院・整体院
2014~2017年 福岡医療専門学校 非常勤講師
2015~2023年 九州医療専門学校 非常勤講師
2024~現在 福岡医健・スポーツ専門学校 非常勤講師
目次
・五十肩・四十肩とは?症状と原因を簡単解説
・お風呂の温熱効果:痛みを和らげるメカニズム
・お風呂でリラックス:精神的なストレス軽減効果
・温度設定:ぬるめのお湯でじっくり温める
・入浴剤の活用:血行促進効果を高める
・入浴中のマッサージ:肩甲骨を意識して
・タオルを使ったストレッチ:肩関節を優しく伸ばす
・壁を使ったストレッチ:肩甲骨を寄せる
・振り子運動:肩の力を抜いてリラックス
・痛みを感じたら中止:悪化を防ぐために
・水分補給を忘れずに:脱水症状を防ぐ
・持続が大切:毎日の習慣に
五十肩・四十肩にお風呂が良いってホント?
五十肩・四十肩とは?症状と原因を簡単解説
五十肩・四十肩(肩関節周囲炎)は、肩の痛みと可動域制限を引き起こす一般的な疾患です。主な原因は加齢に伴う腱や関節包の変性ですが、デスクワークによる姿勢の悪さや運動不足も影響します。症状は急性期、慢性期、回復期と段階的に変化します。
五十肩や四十肩は、正式には肩関節周囲炎と呼ばれ、中年以降によく見られる肩の痛みを伴う疾患です。肩の関節を構成する組織、例えば腱板や関節包、滑液包などが炎症を起こすことが原因とされています。
加齢による組織の変性が最も一般的な原因ですが、長時間のデスクワークや猫背などの不良姿勢、運動不足なども発症のリスクを高めることが知られています。
症状は、肩の痛みと肩を動かせる範囲(可動域)の制限が主なものです。症状の進行度合いによって、急性期、慢性期、回復期といった段階に分けられます。
急性期には、安静時にも強い痛みを感じることが多く、夜間に痛みが強くなる傾向があります。慢性期になると、痛みは軽減するものの、肩の動きが悪くなり、日常生活に支障をきたすことがあります。
回復期には、徐々に肩の可動域が改善していきますが、完全に元の状態に戻るまでには時間がかかることもあります。適切な治療とリハビリを行うことで、症状の改善を促し、早期回復を目指すことが重要です。

お風呂の温熱効果:痛みを和らげるメカニズム
温かいお湯に浸かることで血行が促進され、筋肉がリラックスします。これにより、肩関節周囲の炎症や緊張が和らぎ、痛みの軽減につながります。また、温熱効果は神経の感受性を低下させ、痛みを伝わりにくくする効果も期待できます。
お風呂に浸かることによる温熱効果は、五十肩や四十肩の痛みを和らげる上で非常に有効です。温かいお湯に浸かることで、全身の血管が拡張し、血行が促進されます。血行が良くなることで、筋肉や関節に酸素や栄養がより多く運ばれるようになり、組織の修復を助けます。
また、温熱効果によって筋肉がリラックスし、肩関節周囲の筋肉の緊張が和らぎます。これにより、肩の可動域が広がり、痛みが軽減されます。
さらに、温熱効果は神経の感受性を低下させる作用もあります。痛みを感じる神経の伝達を鈍らせることで、痛みを直接的に軽減する効果が期待できます。お風呂に浸かることで、身体的なリラックス効果だけでなく、精神的なリラックス効果も得られるため、痛みを和らげる相乗効果が期待できます。
ただし、熱すぎるお湯は逆効果になることもあるため、適切な温度で入浴することが重要です。
お風呂でリラックス:精神的なストレス軽減効果
五十肩や四十肩の痛みは、精神的なストレスを増大させ、症状を悪化させる可能性があります。お風呂に入ることで心身ともにリラックスし、ストレスを軽減することで、痛みの緩和にもつながります。
五十肩や四十肩の慢性的な痛みは、日常生活に大きな影響を与え、精神的なストレスを増大させる要因となります。痛みによって睡眠不足になったり、仕事や家事に集中できなかったりすることで、イライラや不安を感じやすくなります。
このような精神的なストレスは、自律神経のバランスを崩し、筋肉の緊張を高めることで、痛みをさらに悪化させるという悪循環を引き起こす可能性があります。
お風呂に入ることで、温熱効果による身体的なリラックス効果に加え、精神的なリラックス効果も得られます。温かいお湯に浸かることで、副交感神経が優位になり、心身がリラックスした状態になります。リラックスすることで、ストレスホルモンの分泌が抑制され、筋肉の緊張が和らぎ、痛みの緩和につながります。
また、お風呂に入るという行為自体が、日常のストレスから解放される時間となり、気分転換にもなります。お風呂でのリラックスは、五十肩や四十肩の痛みを和らげるだけでなく、精神的な健康を保つ上でも非常に重要です。
お風呂で実践!五十肩・四十肩に効果的な入浴方法
温度設定:ぬるめのお湯でじっくり温める
熱すぎるお湯は交感神経を刺激し、筋肉を緊張させてしまう可能性があります。38~40℃程度のぬるめのお湯に、20分程度じっくり浸かるのがおすすめです。半身浴も効果的です。
五十肩や四十肩の症状を和らげるためには、お風呂の温度設定が非常に重要です。熱すぎるお湯は、交感神経を刺激し、筋肉を緊張させてしまう可能性があります。筋肉が緊張すると、肩関節周囲の血行が悪くなり、痛みが悪化する原因となります。
そのため、38~40℃程度のぬるめのお湯に、20分程度じっくりと浸かるのがおすすめです。この温度帯のお湯に浸かることで、副交感神経が優位になり、リラックス効果が高まります。
全身浴が難しい場合は、半身浴も効果的です。半身浴は、心臓への負担が少ないため、体力に自信がない方や高齢者の方にもおすすめです。お湯の温度は全身浴と同様に、38~40℃程度に設定し、みぞおちあたりまでお湯に浸かります。
上半身が冷えないように、肩にタオルをかけたり、シャワーを浴びたりするのも良いでしょう。半身浴でも、全身浴と同様に、血行促進や筋肉の緩和効果が期待できます。
入浴剤の活用:血行促進効果を高める
炭酸ガスや生薬成分配合の入浴剤を使用することで、血行促進効果を高めることができます。特に、肩こりや腰痛に効果のある成分が含まれているものを選ぶと良いでしょう。
入浴剤を活用することで、お風呂の温熱効果をさらに高め、五十肩や四十肩の症状緩和を促進することができます。特に、炭酸ガスや生薬成分が配合された入浴剤は、血行促進効果が高く、おすすめです。炭酸ガス入浴剤は、お湯に溶けると炭酸ガスが発生し、皮膚から吸収された炭酸ガスが血管を拡張し、血行を促進します。これにより、肩関節周囲の筋肉や組織への血流が改善され、痛みが和らぎます。
生薬成分配合の入浴剤は、トウガラシエキスやショウガエキスなど、体を温める効果のある成分が含まれています。これらの成分は、血行を促進するだけでなく、抗炎症作用や鎮痛作用も期待できます。肩こりや腰痛に効果のある成分が含まれている入浴剤を選ぶことで、五十肩や四十肩の症状に特化した効果を得ることができます。入浴剤を選ぶ際には、成分表示をよく確認し、自分の症状に合ったものを選ぶようにしましょう。
入浴中のマッサージ:肩甲骨を意識して
湯船の中で、肩甲骨を動かすように意識しながら、肩や腕を軽くマッサージしましょう。無理のない範囲で、ゆっくりと円を描くように動かすのがポイントです。
お風呂に入りながら、肩や腕をマッサージすることで、筋肉の緊張をほぐし、血行を促進することができます。特に、肩甲骨を意識して動かすことで、肩関節の可動域を広げ、五十肩や四十肩の症状緩和に効果的です。湯船の中で、肩甲骨を内側に寄せるように意識しながら、両腕を後ろに回し、胸を大きく開くストレッチを行いましょう。また、肩甲骨を上下に動かすように、肩をすくめたり、下げたりする運動も効果的です。
肩や腕をマッサージする際には、無理のない範囲で、ゆっくりと円を描くように動かすのがポイントです。痛みを感じる場合は、無理に動かさず、痛みのない範囲でマッサージを行いましょう。指先を使って、肩や腕の筋肉を優しく揉みほぐすのも効果的です。お風呂の中でのマッサージは、体が温まっている状態で行うため、筋肉がリラックスしやすく、より効果的に筋肉の緊張をほぐすことができます。
お風呂上がりにプラス!簡単ストレッチで可動域を広げる
タオルを使ったストレッチ:肩関節を優しく伸ばす
タオルを両手で持ち、背中の後ろで上下にゆっくりと動かすストレッチです。無理に引っ張らず、痛みを感じない範囲で行いましょう。肩甲骨を意識して動かすことが大切です。
お風呂上がりは、体が温まり、筋肉が柔らかくなっているため、ストレッチを行うのに最適なタイミングです。
タオルを使ったストレッチは、肩関節を優しく伸ばし、可動域を広げるのに効果的です。まず、タオルを両手で持ち、背中の後ろで上下にゆっくりと動かすストレッチを行いましょう。
このストレッチは、肩甲骨を意識して動かすことが大切です。タオルを持つ幅を調整することで、ストレッチの強度を調整することができます。痛みを感じる場合は、無理に引っ張らず、痛みを感じない範囲で行いましょう。
次に、タオルを両手で持ち、頭の上で左右にゆっくりと動かすストレッチを行いましょう。このストレッチは、肩関節周囲の筋肉を伸ばし、肩の可動域を広げる効果があります。タオルを持つ幅を広くすることで、ストレッチの強度を高めることができます。
ストレッチを行う際には、呼吸を止めずに、ゆっくりと深い呼吸を意識することが大切です。

壁を使ったストレッチ:肩甲骨を寄せる
壁に手をつき、体をゆっくりと壁に近づけるストレッチです。肩甲骨が中央に寄るように意識しましょう。胸を開くように行うと、より効果的です。
壁を使ったストレッチは、肩甲骨を寄せ、肩関節周囲の筋肉を伸ばす効果があります。まず、壁に両手を肩幅程度に開き、手をつきます。次に、体をゆっくりと壁に近づけていきます。このとき、肩甲骨が中央に寄るように意識しましょう。胸を開くように行うと、より効果的です。
ストレッチを行う際には、呼吸を止めずに、ゆっくりと深い呼吸を意識することが大切です。痛みを感じる場合は、無理に体を壁に近づけず、痛みを感じない範囲で行いましょう。
壁を使ったストレッチは、肩甲骨周囲の筋肉を活性化させ、姿勢改善にもつながります。長時間のデスクワークなどで猫背気味になっている方は、積極的に取り入れると良いでしょう。ストレッチ後には、肩甲骨周りが温かくなるのを感じられるはずです。
振り子運動:肩の力を抜いてリラックス
テーブルなどに手をつき、体を前かがみにします。腕の力を抜き、前後にゆっくりと揺らします。無理に大きく動かさず、リラックスして行うことがポイントです。
振り子運動は、肩の力を抜き、リラックスした状態で行うことで、肩関節の可動域を広げる効果があります。まず、テーブルや椅子などに手をつき、体を前かがみにします。次に、腕の力を完全に抜き、前後にゆっくりと揺らします。このとき、無理に大きく動かさず、リラックスして行うことがポイントです。腕の重みで自然に肩関節が動き、筋肉がほぐれていくのを感じましょう。
振り子運動は、肩関節周囲の筋肉の緊張を和らげ、血行を促進する効果もあります。また、精神的なリラックス効果も期待できます。アリナミンの製品を活用することで、疲労回復を促し、ストレッチの効果を高めることができます。ストレッチを行う際には、痛みを感じる場合は、すぐに中止し、無理のない範囲で行いましょう。

お風呂とストレッチの注意点:無理は禁物!
痛みを感じたら中止:悪化を防ぐために
お風呂やストレッチ中に痛みを感じたら、すぐに中止しましょう。無理に行うと症状が悪化する可能性があります。症状が改善しない場合は、専門医や整骨院に相談することをおすすめします。
お風呂やストレッチは、五十肩や四十肩の症状緩和に効果的ですが、無理に行うと症状を悪化させる可能性があります。お風呂に入る際には、熱すぎるお湯に浸かったり、長時間の入浴を避けたりするようにしましょう。ストレッチを行う際には、痛みを感じる場合は、すぐに中止し、無理のない範囲で行うことが大切です。特に、急性期には、炎症が強く、痛みも強いため、無理な運動は避けるべきです。
症状が改善しない場合は、自己判断で対処せず、専門医や整骨院に相談することをおすすめします。専門家は、症状の原因を特定し、適切な治療法やリハビリテーションプログラムを提案してくれます。伊月病院や日本橋中央整骨院など、五十肩や四十肩の治療に実績のある医療機関を選ぶと良いでしょう。
水分補給を忘れずに:脱水症状を防ぐ
入浴中は汗をかくため、脱水症状に注意が必要です。入浴前後にコップ一杯の水を飲むようにしましょう。スポーツドリンクもおすすめです。
お風呂に入ると、体温が上昇し、汗をかくため、脱水症状に注意が必要です。特に、高齢者や体力の弱い方は、脱水症状になりやすい傾向があります。入浴前後にコップ一杯の水を飲むように心がけましょう。水だけでなく、スポーツドリンクもおすすめです。スポーツドリンクには、水分だけでなく、電解質も含まれているため、汗で失われたミネラルを補給することができます。
入浴中は、喉が渇いていなくても、こまめに水分補給を行うことが大切です。特に、長時間の入浴や半身浴を行う場合は、脱水症状のリスクが高まります。入浴中に体調が悪くなった場合は、すぐに湯船から上がり、涼しい場所で休憩しましょう。脱水症状の初期症状としては、めまい、立ちくらみ、吐き気などがあります。これらの症状が現れた場合は、速やかに水分補給を行い、安静にすることが重要です。
持続が大切:毎日の習慣に
お風呂とストレッチは、毎日続けることで効果を発揮します。無理のない範囲で、毎日の習慣に取り入れてみましょう。症状に合わせて、ストレッチの種類や強度を調整することも大切です。
お風呂とストレッチは、五十肩や四十肩の症状を緩和するための有効な手段ですが、単発的に行うだけでは効果は限定的です。毎日続けることで、徐々に肩関節の可動域が広がり、痛みが軽減されていきます。無理のない範囲で、毎日の習慣に取り入れてみましょう。例えば、朝起きた後や、寝る前にお風呂に入り、ストレッチを行うなど、自分のライフスタイルに合わせたスケジュールを立てると良いでしょう。
症状に合わせて、ストレッチの種類や強度を調整することも大切です。痛みを感じる場合は、無理に行わず、痛みのない範囲でできるストレッチを選びましょう。また、症状が改善してきたら、徐々にストレッチの強度を上げていくことで、さらなる効果が期待できます。お風呂とストレッチは、継続することで、五十肩や四十肩の症状をコントロールし、快適な日常生活を送るための重要な習慣となります。
まとめ:お風呂とストレッチで五十肩・四十肩の痛みを和らげよう
今回の記事では、お風呂の温熱効果と自宅でできる簡単ストレッチが、五十肩・四十肩の痛みを和らげる効果について解説しました。日々の生活に取り入れ、辛い肩の痛みを和らげましょう。症状が改善しない場合は、専門家への相談も検討してください。
この記事では、五十肩・四十肩の症状を和らげるために、お風呂の温熱効果と自宅でできる簡単なストレッチが有効であることを解説しました。お風呂に浸かることで血行が促進され、筋肉がリラックスし、痛みが軽減されます。また、お風呂上がりにストレッチを行うことで、肩関節の可動域が広がり、症状の改善につながります。
お風呂とストレッチは、五十肩・四十肩の症状を緩和するための有効な手段ですが、症状が改善しない場合は、専門家への相談も検討してください。専門家は、症状の原因を特定し、適切な治療法やリハビリテーションプログラムを提案してくれます。日々の生活にお風呂とストレッチを取り入れ、つらい肩の痛みを和らげ、快適な生活を取り戻しましょう。
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