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五十肩、四十肩と腱板断裂の違いとは?症状、原因、治療法を徹底解説

  • 4 日前
  • 読了時間: 12分



五十肩と腱板断裂の違い

肩の痛みに悩んでいませんか?五十肩と腱板断裂は、どちらも肩の痛みを引き起こす代表的な疾患ですが、原因や症状、治療法は大きく異なります。


この記事では、五十肩と腱板断裂の違いを詳しく解説し、それぞれの症状、原因、治療法、リハビリ、予防法についてご紹介します。


整形外科で8年間勤務して、専門学校で非常勤講師をしながら整骨院,整体院をしている医療従事者が詳しく解説します。


この記事の監修者情報

記事の監修者の顔
吉原 稔

資格:柔道整復師 (整骨院を開業できる国家資格)

柔道整復師専科教員(大学、専門学校の柔道整復師科で講義することができる資格)

NSCA CSCS(全米ストレングス・コンディショニングスペシャリスト)

経歴

2010~2015年 医療法人堺整形外科医院 福岡スポーツクリニック

2015~2017年 医療法人TSC タケダスポーツクリニック

2018~現在 よし姿勢&スポーツ整骨院・整体院

2014~2017年 福岡医療専門学校 非常勤講師

2015~2023年 九州医療専門学校 非常勤講師

2024~現在   福岡医健・スポーツ専門学校 非常勤講師


目次

・五十肩の主な症状

・腱板断裂の主な症状

・五十肩の原因

・腱板断裂の原因

・診断方法:MRIと運動器エコー

・五十肩の治療

・腱板断裂の治療

・リハビリテーションの重要性

・五十肩でやってはいけないこと

・腱板断裂でやってはいけないこと

・肩の痛みの予防策

五十肩と腱板断裂:症状の違いを徹底比較

五十肩の主な症状

五十肩は、肩関節の炎症によって引き起こされる痛みと可動域制限を特徴とします。初期には、肩を動かすと鋭い痛みが生じ、次第に安静時にもズキズキとした痛みが続くようになります。


特に夜間痛が強く、睡眠を妨げられることもあります。腕を上げたり、後ろに回したりする動作が困難になり、日常生活に支障をきたすことがあります。


肩の痛みは、徐々に増していくことが多く、初期には軽度の違和感程度だったものが、数ヶ月かけて日常生活に支障をきたすレベルまで悪化することもあります。特に、洗濯物を干す、髪を洗う、服を着替えるといった動作が困難になることが多いです。


これらの症状は、五十肩の進行度合いによって異なり、初期、中期、後期と段階を経て変化していきます。初期段階では、鋭い痛みが中心ですが、中期に入ると可動域制限が顕著になり、後期になると痛みは軽減するものの、可動域制限が残ることがあります。そのため、早期の段階で適切な治療を開始することが重要となります。


肩関節周囲炎 時期の症状

腱板断裂の主な症状


腱板断裂は、肩の腱板が損傷することで発生します。特徴的な症状は、腕を上げるときや特定の方向に動かすときに生じる痛みです。


五十肩と異なり、腱板断裂では自力で腕を上げることが困難になる場合があります。また、肩を動かす際にひっかかり感や不安定感を感じることもあります。


受傷時には激しい痛みを伴うことが多いですが、慢性的な断裂では徐々に痛みが悪化することもあります。


腱板断裂の場合、痛みが生じる動作が比較的特定しやすいのが特徴です。例えば、腕を真上に上げる動作や、物を持ち上げる動作の際に痛みが生じることが多いです。


また、夜間痛も五十肩と同様に起こることがありますが、腱板断裂の場合は、痛みの種類が異なり、ズキズキとした痛みよりも、鋭い痛みや刺すような痛みであることが多いです。


さらに、肩の力が入りにくい、肩が外れるような感覚があるといった症状も、腱板断裂の特徴的な症状と言えます。これらの症状が見られる場合は、早めに専門医を受診し、適切な診断と治療を受けることが重要です。


五十肩と腱板断裂の原因と診断方法


五十肩の原因

五十肩の正確な原因はまだ完全には解明されていませんが、加齢に伴う肩関節周囲の組織の変性や炎症が関与していると考えられています。


また、糖尿病や甲状腺疾患などの基礎疾患が五十肩のリスクを高めることも知られています。特に、40代以降の方に多く見られることから、加齢による影響が大きいと考えられています。


肩関節周囲の組織、具体的には関節包や腱などが硬くなり、炎症を引き起こしやすくなることが原因の一つとして挙げられます。また、長時間のデスクワークや猫背などの姿勢不良も、肩関節に負担をかけ、五十肩のリスクを高める可能性があります。


その他、ストレスや運動不足なども、五十肩の発症に関与していると考えられています。糖尿病や甲状腺疾患などの基礎疾患があると、肩関節周囲の血流が悪くなり、組織の修復が遅れるため、五十肩のリスクが高まると言われています。これらのリスク要因を理解し、日常生活で予防に努めることが重要です。


猫背による肩関節周囲炎

腱板断裂の原因

腱板断裂は、転倒やスポーツなどの外傷によって腱板が急激に断裂する場合と、加齢に伴う腱板の変性によって徐々に断裂が進行する場合があります。特に、野球やテニスなど肩を酷使するスポーツを行う人に多く見られます。


外傷による腱板断裂は、比較的若い世代にも多く見られ、肩に強い衝撃が加わることで、腱板が断裂します。一方、加齢に伴う腱板の変性は、腱板の血流が悪くなり、組織が弱くなることで、徐々に断裂が進行します。特に、長年にわたり肩を酷使してきた人に多く見られます。


野球やテニスなどのスポーツでは、肩を繰り返し使うため、腱板に負担がかかりやすく、断裂のリスクが高まります。また、重いものを持ち上げる作業や、肩を酷使する仕事も、腱板断裂のリスクを高める可能性があります。


喫煙も腱板の血流を悪くするため、腱板断裂のリスクを高める要因の一つと考えられています。これらの原因を理解し、適切な対策を講じることが、腱板断裂の予防につながります。


診断方法:MRIと運動器エコー

五十肩と腱板断裂の診断には、問診、身体検査、画像検査が必要です。X線検査では骨の状態を確認し、MRI検査や運動器エコー検査では腱板や関節の状態を詳しく評価します。特にMRI検査は、腱板断裂の診断に非常に有用です。


運動器エコーは、リアルタイムで肩関節の動きを観察できるため、腱板の状態や炎症の程度を評価するのに役立ちます。


MRI検査は、腱板、関節包、筋肉などの軟部組織の状態を詳しく評価するために行われます。腱板断裂の診断には、特に有用です。


運動器エコー検査は、リアルタイムで肩関節の動きを観察できるため、腱板の状態や炎症の程度を評価するのに役立ちます。また、注射を行う際にも、正確な位置を確認するために使用されます


これらの検査を組み合わせることで、五十肩と腱板断裂を正確に診断し、適切な治療法を選択することができます。診断の際には、医師に症状を詳しく伝え、疑問点や不安な点を解消することが重要です。


治療法の違いとリハビリの重要性


五十肩の治療


五十肩の治療は、痛みの緩和と可動域の改善を目的とします。初期には、安静、アイシング、鎮痛剤(ロキソニンなど)の使用が有効です。


痛みが落ち着いてきたら、リハビリテーションを開始し、肩関節の柔軟性を取り戻します。温熱療法やストレッチ、運動療法などを行います。症状が改善しない場合は、ヒアルロン酸注射や関節鏡視下手術を検討することもあります。


五十肩の治療は、保存療法が基本となります。安静を保ち、炎症を抑えるために、アイシングや鎮痛剤を使用します。痛みが強い場合は、ステロイド注射を行うこともあります。


痛みが落ち着いてきたら、リハビリテーションを開始し、肩関節の可動域を広げていきます。リハビリテーションでは、ストレッチや運動療法などを行います。温熱療法は、血行を促進し、筋肉をリラックスさせる効果があります。


症状が改善しない場合は、ヒアルロン酸注射や関節鏡視下手術を検討することもあります。ヒアルロン酸注射は、関節の滑りを良くし、痛みを軽減する効果があります。


関節鏡視下手術は、関節内の炎症を取り除き、可動域を改善する効果があります。治療法は、症状の程度や患者さんの状態によって異なりますので、医師と相談して適切な治療法を選択することが重要です。


早期治療による治療期間短縮

腱板断裂の治療


腱板断裂の治療は、断裂の程度や患者さんの活動レベルによって異なります。部分断裂の場合は、保存療法としてリハビリテーションや鎮痛剤の使用を行います。


完全断裂の場合は、手術が必要となることが多いです。手術では、断裂した腱板を縫合し、肩関節の機能を回復させます。術後は、リハビリテーションを行い、肩関節の可動域と筋力を回復させることが重要です。


腱板断裂の治療は、断裂の程度、年齢、活動レベルなどを考慮して決定されます。部分断裂で、痛みが軽度な場合は、保存療法を行います。保存療法では、安静、鎮痛剤、リハビリテーションなどを行います。


リハビリテーションでは、肩関節周囲の筋肉を強化し、可動域を広げることを目的とします。完全断裂の場合は、手術が必要となることが多いです。手術では、断裂した腱板を縫合し、肩関節の機能を回復させます。


リハビリテーションの重要性


五十肩、腱板断裂どちらの治療においても、リハビリテーションは非常に重要な役割を果たします。


専門家の指導のもと、適切なリハビリテーションを行うことで、痛みを軽減し、肩関節の機能を最大限に回復させることができます。リペアセルクリニックなどの専門機関では、再生医療を用いた治療も行われています。


リハビリテーションは、痛みを軽減するだけでなく、肩関節の可動域を広げ、筋力を回復させる効果があります。


五十肩の場合、肩関節周囲の組織が硬くなっているため、ストレッチや運動療法を行い、柔軟性を取り戻す必要があります。す。

手技治療

やってはいけないことと予防策


五十肩でやってはいけないこと

痛みを我慢して無理に肩を動かすことは、炎症を悪化させる可能性があります。また、自己判断で誤ったストレッチや運動を行うことも避けるべきです。


五十肩の場合、痛みが強い時期に無理に肩を動かすと、炎症が悪化し、症状が長引く可能性があります。痛みを我慢せずに、安静を保つことが重要です。また、自己判断で誤ったストレッチや運動を行うと、肩関節をさらに傷つける可能性があります。


ストレッチや運動は、専門家の指導のもと、正しい方法で行うようにしましょう。特に、肩を大きく回すような運動や、無理に腕を上げるような運動は避けるべきです。


これらの運動は、肩関節に負担をかけ、炎症を悪化させる可能性があります。


痛みが強い場合は、アイシングを行い、炎症を抑えることが重要です。


また、鎮痛剤を使用することも有効です。痛みが落ち着いてきたら、専門家の指導のもと、リハビリテーションを開始し、肩関節の可動域を広げていきましょう。


腱板断裂でやってはいけないこと


腱板断裂がある状態で、重いものを持ったり、肩を酷使するような動作は避けるべきです。また、痛みを我慢して運動を続けることも、断裂を悪化させる可能性があります。


腱板断裂がある場合、重いものを持ったり、肩を酷使するような動作は、断裂を悪化させる可能性があります。できるだけ、肩に負担がかからないように、日常生活を送ることが重要です

また、痛みを我慢して運動を続けることも、断裂を悪化させる可能性があります。運動を行う場合は、専門家の指導のもと、肩に負担がかからないように、注意して行うようにしましょう。


特に、腕を大きく振り回すような運動や、重いものを持ち上げる運動は避けるべきです。


これらの運動は、腱板に負担をかけ、断裂を悪化させる可能性があります。痛みが強い場合は、アイシングを行い、炎症を抑えることが重要です。また、鎮痛剤を使用することも有効です。


症状が改善しない場合は、手術を検討する必要があります。


肩の痛みの予防策


日頃から肩周りのストレッチや運動を行い、肩関節の柔軟性を保つことが重要です。また、重いものを持つ際には、正しい姿勢を心がけ、肩に負担がかかりすぎないように注意しましょう。


スポーツを行う際には、十分なウォーミングアップを行い、肩関節を保護するためのサポーターを使用することも有効です。肩の痛みを予防するためには、日頃から肩周りのストレッチや運動を行い、肩関節の柔軟性を保つことが重要です。


ストレッチは、肩関節周囲の筋肉を柔軟にし、血行を促進する効果があります。運動は、肩関節周囲の筋肉を強化し、肩関節を安定させる効果があります。


重いものを持つ際には、正しい姿勢を心がけ、肩に負担がかかりすぎないように注意しましょう。膝を曲げて、腰を落とし、できるだけ体に近づけて持つようにしましょう。


スポーツを行う際には、十分なウォーミングアップを行い、肩関節を保護するためのサポーターを使用することも有効です。


ウォーミングアップは、肩関節周囲の筋肉を温め、柔軟性を高める効果があります。サポーターは、肩関節を安定させ、負担を軽減する効果があります。


これらの予防策を実践することで、肩の痛みを予防し、健康な肩を維持することができます。


まとめ:早期診断と適切な治療で快適な肩を取り戻しましょう


肩の痛みは、日常生活に大きな影響を与える可能性があります。五十肩と腱板断裂は、どちらも肩の痛みを引き起こす代表的な疾患ですが、原因や症状、治療法は大きく異なります。


早期に診断を受け、適切な治療を受けることで、痛みを軽減し、肩関節の機能を回復させることができます。肩の痛みに悩んでいる方は、我慢せずに専門医に相談しましょう。


肩の痛みは、日常生活における様々な動作を困難にし、生活の質を著しく低下させる可能性があります。早期診断と適切な治療は、痛みを管理し、肩の機能を回復させる上で非常に重要です。


五十肩は自然に治ることもありますが、放置すると可動域制限が残る可能性があります。


腱板断裂は、放置すると断裂が拡大し、手術が必要になる可能性が高まります。そのため、肩の痛みが続く場合は、自己判断せずに専門医を受診し、適切な診断と治療を受けることが重要です。


専門医は、患者さんの症状や状態に合わせて、最適な治療法を提案してくれます。治療法には、薬物療法、リハビリテーション、注射療法、手術療法などがあります。肩の痛みに悩んでいる方は、我慢せずに専門医に相談し、快適な肩を取り戻しましょう。


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出典・間接引用


中山クリニック

「五十肩と腱板断裂の違いを詳しく解説!知っておくべき症状と治療法は? 」


魚住総合クリニック

五十肩だと思ったら…実は腱板断裂かも? 違いと受診の目安

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