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五十肩の痛みがなくなれば治った?症状と改善への道

  • 2 日前
  • 読了時間: 11分
五十肩 治癒の判断と再発防止

五十肩の痛みから解放されたと感じた時、「これはもう治ったサイン?」と疑問に思う方は少なくありません。この記事では、五十肩の痛みが軽減した後の状態、本当に治ったと言えるのか、そして再発を防ぎ快適な生活を送るためのポイントを詳しく解説します。



この記事の監修者情報

記事の監修者の顔
吉原 稔

資格:柔道整復師 (整骨院を開業できる国家資格)

柔道整復師専科教員(大学、専門学校の柔道整復師科で講義することができる資格)

NSCA CSCS(全米ストレングス・コンディショニングスペシャリスト)

経歴

2010~2015年 医療法人堺整形外科医院 福岡スポーツクリニック

2015~2017年 医療法人TSC タケダスポーツクリニック

2018~現在 よし姿勢&スポーツ整骨院・整体院

2014~2017年 福岡医療専門学校 非常勤講師

2015~2023年 九州医療専門学校 非常勤講師

2024~現在   福岡医健・スポーツ専門学校 非常勤講師


目次

・痛みの種類と場所を確認する

・可動域の変化をチェック

・夜間痛の有無を観察

・急な動作や無理な姿勢に注意

・冷えに気をつける

・同じ姿勢を長時間続けない

・温熱療法で血行促進

・ストレッチで可動域を広げる

・整形外科・内科での治療

・腱板断裂

・石灰沈着性腱板炎

五十肩の痛みが消えた?治癒のサインを見極める


痛みの種類と場所を確認する


五十肩の痛みが和らいだと感じても、完全に治癒したとは限りません。まずは、どのような種類の痛みが、肩のどの部分に現れていたかを思い出しましょう。


鋭い痛み、鈍い痛み、または肩全体に広がるような痛みなど、痛みの性質を把握することが大切です。


五十肩の痛みは、人によって感じ方が異なり、その種類や場所も様々です。痛みが改善したかどうかを判断するためには、まず最初にどのような痛みを感じていたのかを明確にすることが重要になります。


例えば、肩の前側や横側、後ろ側など、具体的にどこが痛かったのかを記録しておくと良いでしょう。


また、痛みの質も重要です。ズキズキとした鋭い痛みなのか、ジンジンとした鈍い痛みなのか、あるいは肩全体が重く感じるような痛みなのか。これらの情報を把握しておくことで、改善の度合いをより正確に評価できます。


痛みの種類と場所をしっかりと確認し、治癒のサインを見極めるための基準としましょう。


可動域の変化をチェック

痛みが軽減すると同時に、肩の可動域が広がったかどうかを確認しましょう。以前は腕を上げるのが困難だった角度まで上げられるようになったり、背中に手を回せる範囲が広がったりしていれば、改善の兆しが見られます。


五十肩の大きな特徴の一つに、肩の可動域制限があります。痛みだけでなく、腕を上げたり、後ろに回したりといった動作が困難になるのが一般的です。


そのため、痛みが和らぐと同時に、肩の可動域がどれだけ改善したかをチェックすることが、治癒のサインを見極める上で非常に重要になります。


以前は服を着替える際に腕を通すのが辛かった、髪を洗う際に肩が上がらなかったなどの動作がスムーズにできるようになった、あるいは、背中に手を回して肩甲骨に触れる範囲が広がったなど、具体的な変化を意識してみましょう。可動域の改善は、肩の機能が回復している証拠と言えます。


夜間痛の有無を観察


五十肩の典型的な症状の一つである夜間痛。夜中に肩の痛みで目が覚めることがなくなったり、寝返りを打っても痛みを感じにくくなったりしていれば、症状が改善していると考えられます。


夜間痛は、五十肩の患者さんにとって非常につらい症状の一つです。夜中にズキズキと肩が痛み、眠れない日が続くことも珍しくありません。


これは、日中の活動で疲労した肩の筋肉が、夜間に安静にしていることで血行が悪くなり、炎症が悪化することが原因と考えられています。


そのため、夜間痛の有無は、五十肩の改善度合いを判断する上で重要な指標となります。


以前は毎晩のように夜間痛で目が覚めていたのに、最近はぐっすり眠れるようになった、寝返りを打っても肩の痛みが気にならなくなったという場合は、症状が確実に改善していると言えるでしょう。夜間痛の頻度や程度を観察し、治癒のサインを見極めましょう。

夜間痛

痛みが再発?注意すべきポイント


急な動作や無理な姿勢に注意


痛みが軽減したからといって、急に激しい運動をしたり、重い物を持ち上げたりするのは避けましょう。肩に負担がかかるような動作は、痛みの再発につながる可能性があります。


五十肩の痛みが和らいできたと感じても、油断は禁物です。痛みが軽減したからといって、いきなり以前のように肩を酷使するような動作をすると、痛みが再発するリスクが高まります。


特に注意したいのは、急な動作や無理な姿勢です。


例えば、急に腕を大きく振り回したり、重い荷物を持ち上げたり、長時間同じ姿勢で作業をしたりすると、肩に大きな負担がかかります。痛みが再発するだけでなく、炎症が悪化して症状が長引く可能性もあります。


痛みが軽減しても、しばらくは肩に優しい生活を心がけ、徐々に運動強度を上げていくようにしましょう。


冷えに気をつける


体が冷えると血行が悪くなり、筋肉が硬直して痛みが出やすくなります。特に冬場は、肩を冷やさないようにストールやカイロなどで温めるように心がけましょう。


冷えは、五十肩の痛みを悪化させる大きな原因の一つです。

体が冷えると、血管が収縮して血行が悪くなり、筋肉や関節への酸素供給が滞ります。その結果、筋肉が硬直して痛みが出やすくなるのです。特に、もともと血行が悪い方は、冷えの影響を受けやすいので注意が必要です。


冬場はもちろんのこと、夏場の冷房も油断できません。オフィスや電車内など、意外と体が冷える場所は多いものです。肩を冷やさないように、ストールやカーディガンを羽織ったり、カイロを活用したりするなど、積極的に体を温めるように心がけましょう。お風呂にゆっくり浸かるのも効果的です。


同じ姿勢を長時間続けない


デスクワークなどで長時間同じ姿勢を続けると、肩周りの筋肉が緊張して血行が悪くなります。1時間に1回は休憩を挟み、肩を回したり、ストレッチをしたりするなどして、筋肉をほぐしましょう。


長時間同じ姿勢を続けることも、五十肩の痛みを悪化させる要因となります。


特に、デスクワークなどで長時間パソコンに向かっていると、肩や首周りの筋肉が緊張し、血行が悪くなります。その結果、筋肉が硬くなり、痛みが出やすくなるのです。


理想的なのは、1時間に1回は休憩を挟み、肩を回したり、首をストレッチしたりすることです。


軽い運動や体操を取り入れるのも効果的です。肩甲骨を意識して動かすと、肩周りの血行が促進され、筋肉がほぐれます。タイマーなどを活用して、意識的に休憩を取り、同じ姿勢を続けないように心がけましょう。

肩甲骨 ストレッチ

五十肩改善のためのセルフケア


温熱療法で血行促進


蒸しタオルや温湿布などで肩を温めると、血行が促進され、筋肉がリラックスして痛みが和らぎます。お風呂にゆっくり浸かるのも効果的です。


温熱療法は、五十肩の痛みを和らげるための有効なセルフケアの一つです。肩を温めることで、血管が拡張し、血行が促進されます。その結果、筋肉や関節への酸素供給がスムーズになり、筋肉がリラックスして痛みが和らぎます。


蒸しタオルや温湿布などを肩に当てて温めるのが一般的ですが、お風呂にゆっくり浸かるのも効果的です。湯船の中で肩を優しくマッサージすると、さらに血行が促進されます。温度は熱すぎず、ぬるめのお湯にゆっくりと浸かるのがポイントです。

入浴による血行改善

ストレッチで可動域を広げる


肩甲骨を意識しながら、腕を回したり、肩を上下させたりするストレッチを 行いましょう。痛みを感じない範囲で、ゆっくりと行うことが大切です。


ストレッチは、五十肩によって制限された肩の可動域を広げるために非常に重要です。肩甲骨を意識しながら、腕を回したり、肩を上下させたりするストレッチを行うことで、肩周りの筋肉や関節の柔軟性が向上し、可動域が広がります。


ただし、無理なストレッチは逆効果になる可能性があります。痛みを感じる範囲を超えて無理に伸ばすと、筋肉や関節を痛めてしまい、症状が悪化する恐れがあります。痛みを感じない範囲で、ゆっくりと、呼吸を止めずにストレッチを行うことが大切です。


毎日継続することで、徐々に可動域が広がっていくのを実感できるでしょう。


整形外科・内科での治療


五十肩の症状がなかなか改善しない場合は、専門医の診察を受けることをおすすめします。


整形外科・内科では、患者さんの状態に合わせて、薬物療法、注射療法、リハビリテーションなど、適切な治療を提供しています。


セルフケアを続けても五十肩の症状がなかなか改善しない場合や、痛みが日常生活に支障をきたす場合は、専門医の診察を受けることをおすすめします。


五十肩の治療には、薬物療法、注射療法、リハビリテーションなど、様々な方法があります。


整形外科・内科では、患者さんの症状や状態を丁寧に評価し、一人ひとりに合わせた適切な治療プランをご提案しています。痛みの原因を特定し、症状の改善だけでなく、再発予防にも力を入れています。肩の痛みにお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

五十肩と間違えやすい病気


腱板断裂


腱板とは、肩関節を安定させる役割を持つ4つの筋肉(棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋)の腱の集まりです。腱板が断裂すると、肩の痛みや可動域制限が生じ、五十肩と間違われることがあります


特に、外傷後に症状が現れた場合は、腱板断裂の可能性を考慮する必要があります。

腱板断裂は、五十肩と症状が似ているため、しばしば間違われることがあります。


腱板とは、肩関節を安定させる役割を持つ4つの筋肉(棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋)の腱の集まりです。これらの腱が断裂すると、肩の痛みや可動域制限が生じます。


五十肩との違いは、腱板断裂の場合、外傷(転倒やスポーツなど)が原因で症状が現れることが多い点です。また、特定の方向への腕の動きで強い痛みが出たり、力が入らなかったりするのも特徴です。


外傷後に肩の痛みや可動域制限が現れた場合は、腱板断裂の可能性を考慮し、整形外科を受診して適切な検査を受けるようにしましょう。


石灰沈着性腱板炎


石灰沈着性腱板炎とは、腱板の中にリン酸カルシウムの結晶が沈着し、炎症を引き起こす病気です。激しい肩の痛みが生じることが特徴で、五十肩と間違われることがあります。


レントゲン検査で石灰沈着の有無を確認することができます。

石灰沈着性腱板炎も、五十肩と間違われやすい病気の一つです。


この病気は、腱板の中にリン酸カルシウムの結晶が沈着し、炎症を引き起こすことで激しい肩の痛みが生じます。特に、夜間に痛みが強くなることが多く、五十肩と区別がつきにくい場合があります。

石灰沈着性腱板炎は、レントゲン検査で石灰沈着の有無を確認することができます。


五十肩と診断されて治療を受けても症状が改善しない場合は、石灰沈着性腱板炎の可能性も考慮し、再度検査を受けることをおすすめします。

まとめ:痛みが消えても油断大敵!再発予防で快適な肩を取り戻そう


五十肩の痛みが軽減したからといって、完全に治ったと判断するのは早計です。再発を防ぎ、快適な肩を取り戻すためには、適切なセルフケアと、必要に応じて専門医の診察を受けることが重要です。


整形外科・内科では、患者さん一人ひとりに合わせた治療プランをご提案しています。肩の痛みにお悩みの方は、お気軽にご相談ください。


五十肩は、適切な治療とセルフケアを行うことで、多くの場合、症状が改善します。


しかし、痛みが軽減したからといって、そこで油断してしまうと、再発する可能性もあります。再発を防ぎ、快適な肩を取り戻すためには、日頃から肩に負担をかけないように注意し、ストレッチや温熱療法などのセルフケアを継続することが大切です。


もし、痛みが再発したり、症状が改善しない場合は、我慢せずに専門医の診察を受けるようにしましょう。整骨院では患者さん一人ひとりの状態に合わせた適切な治療プランをご提案し、肩の痛みの根本的な解決を目指しています。肩の痛みにお悩みの方は、お気軽にご相談ください。


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出典・間接引用


すこやか整骨院


南越谷koharu鍼灸整骨院

「以前の四十肩、五十肩は自然に治ったのに…」それ、実は“今の肩”からのサインかもしれません。

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