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死ぬほど痛い坐骨神経痛からの解放!
原因、対策、治療法を徹底解説

死ぬほど痛い坐骨神経痛の女性

想像を絶する死ぬほど痛い坐骨神経痛の痛み。日常生活もままならない、そんな苦しみから解放されるための情報をまとめました。

きっとこの文章にたどり着いた方は心の底から早く何とかできないかなと思ってみていると思います。

原因から自宅でできる対策、専門的な治療まで、あなたの痛みに寄り添い、解決策を見つけるお手伝いをします。

記事監修者の顔写真

​記事の監修者情報

​吉原 稔

資格​:柔道整復師(国家資格)
​柔道整復師専科教員
​NSCA CSCS

(全米ストレングス・コンディショニングスペシャリスト)

​2010~2015年 医療法人堺整形外科医院 福岡スポーツクリニック
2015~2017年 医療法人TSC タケダスポーツクリニック
2018~現在   よし 姿勢&スポーツ整骨院 (佐賀県佐賀市)
2014~2017年 福岡医療専門学校 柔道整復科非常勤講師
2015~2023年 九州医療専門学校 柔道整復科非常勤講師
2024~現在   福岡医健・スポーツ専門学校 柔道整復科非常勤講師  

​目次

​坐骨神経痛の痛みの種類と特徴

​坐骨神経痛を引き起こす主な原因

​見逃せない!坐骨神経痛と間違えやすい病気

痛みがひどい時の楽な姿勢とは?

温める?冷やす?状況に応じた対処法

市販薬の選び方と注意点

薬物療法:痛み止め以外の選択肢​

理学療法・リハビリテーションの効果​

整体や鍼灸は効果がある?

正しい姿勢を意識する​

適度な運動で筋力アップ​

生活習慣を見直す​

​まとめ

​出典

死ぬほど痛い坐骨神経痛とは?症状と原因を理解する

坐骨神経痛の痛みの種類と特徴

 

坐骨神経痛は、多くの人々を苦しめる、腰から足にかけて走る坐骨神経の圧迫や刺激によって引き起こされる激しい痛みの総称です。

その痛みは一様ではなく、人によって感じ方が大きく異なります。電気が走るような、あるいは焼け付くような鋭い痛み、持続的で重苦しい鈍痛、さらには、足のしびれや力が入りにくいといった神経症状を伴うこともあります。これらの症状は、日常生活に大きな支障をきたし、歩行困難や何もしなくても痛い、睡眠不足、精神的なストレスの原因となることも少なくありません。

 

症状の現れ方や痛みの強さ、持続時間などを把握し、適切に対処していくことが重要になります。痛みの種類や特徴を理解することで、原因の特定や適切な治療法の選択につながる可能性があります。​

坐骨神経痛を引き起こす主な原因

坐骨神経痛の背後には、様々な原因が潜んでいます。最も一般的な原因は3つあります。一つ目が椎間板ヘルニアです。これは、背骨の間にある椎間板が損傷し、内部の髄核が飛び出すことで神経を圧迫する状態を指します。

 

二つ目が脊柱管狭窄症で、脊髄が通る脊柱管が狭くなり、神経が圧迫されることで症状が現れます。

 

三つ目が梨状筋症候群も坐骨神経痛の原因となり得ます。これは、お尻の筋肉である梨状筋が坐骨神経を圧迫することで痛みが生じる病態です。

さらに、加齢に伴う脊椎の変形や、長時間の不自然な姿勢、運動不足なども坐骨神経痛を引き起こす要因となります。これらの原因を特定し、適切な対策を講じることが、症状の改善につながります。

坐骨神経痛の3つの原因とそれ以外の病気

見逃せない!坐骨神経痛と間違えやすい病気

坐骨神経痛と非常によく似た症状を示す病気がいくつか存在するため、注意が必要です。

腰、お尻には坐骨神経以外にもお尻から太ももにかけて神経が通っています。それらの神経が刺激を受けて、一般的な坐骨神経痛のような症状を訴えます。

他、閉塞性動脈硬化症などの血管の病気は、足の痛みやしびれを引き起こし、坐骨神経痛と誤診されることがあります。また、股関節の変形性関節症や大腿骨頭壊死なども、股関節周囲の痛みや足への放散痛を引き起こすため、坐骨神経痛と間違われることがあります。

 

さらに、腫瘍や感染症が神経を圧迫している場合も、同様の症状が現れることがあります。それほど多くはありませんが、発熱がある臀部痛や、夜もずっと痛い場合には注意が必要です。

 

これらの病気は、坐骨神経痛とは異なる治療が必要となるため、自己判断は非常に危険です。少しでも異変を感じたら、速やかに専門医を受診し、正確な診断を受けることが重要です。精密な検査によって原因を特定し、適切な治療を受けるようにしましょう。

死ぬほど痛い坐骨神経痛を和らげる!自宅でできる応急処置

痛みがひどい時の楽な姿勢とは?

坐骨神経痛による激しい痛みに襲われた際、少しでも痛みを和らげるためには、楽な姿勢を見つけることが重要です。

 

般的に、横向きになり、膝を軽く曲げて抱えるようにすると、腰への負担が軽減され、痛みが和らぐことがあります。また、仰向けになる場合は、膝の下にクッションや丸めたタオルなどを挟むことで、腰椎が安定し、神経への圧迫を軽減できます。

 

ただし、楽な姿勢は人それぞれ異なるため、色々な姿勢を試してみて、最も痛みが軽減される姿勢を見つけることが大切です。無理に動いたり、痛みを我慢したりせず、安静に過ごすように心がけましょう。痛みがひどい場合は、医療機関を受診し、適切な指示を受けるようにしてください。

温める?冷やす?状況に応じた対処法

坐骨神経痛の痛みに対する対処法として、温めるか冷やすかという選択があります。一般的に、慢性的な痛みには温熱療法、急性の痛みには冷却療法が効果的とされています。

温熱療法は、血行を促進し、筋肉の緊張を和らげることで痛みを軽減します。温かいお風呂に浸かったり、蒸しタオルやカイロなどで患部を温めたりすると良いでしょう。低温やけどには気を付けましょう。

 

一方、冷却療法は、炎症を抑え、神経の興奮を鎮めることで痛みを軽減します。氷嚢や冷却シートなどで患部を冷やすと良いでしょう。ただし、温めて痛みが悪化する場合や、冷やして寒気がする場合は、逆の対処法を試してみてください。

 

どちらの方法が効果的かは、個人の症状や体質によって異なるため、色々試して自分に合った方法を見つけることが大切です。

市販薬の選び方と注意点

坐骨神経痛の痛みを緩和するために、市販薬を利用することも一つの手段です。痛み止めとしては、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)が一般的で、ロキソニンやイブプロフェンなどが代表的です。市販薬にはロキソニンSなどがあります。

 

これらの薬は、炎症を抑え、痛みを和らげる効果があります。また、湿布薬も痛みを緩和するために用いられます。湿布薬には、温感タイプと冷感タイプがあり、症状に合わせて選びます。温感タイプは血行を促進し、冷感タイプは炎症を抑える効果があります。

 

市販薬を選ぶ際は、薬剤師や登録販売者に相談し、自分の症状に合ったものを選ぶようにしましょう。また、用法・用量を守って使用し、副作用が現れた場合は、直ちに服用を中止し、医師や薬剤師に相談してください。市販薬はあくまで一時的な対処法であり、症状が改善しない場合は、医療機関を受診することが重要です。

冷やす方法、温める方法

坐骨神経痛の予防と再発防止のために

正しい姿勢を意識する

坐骨神経痛の予防と再発防止には、日頃から正しい姿勢を意識することが非常に重要です。

 

長時間のデスクワークやスマートフォンの使用など、現代人の生活は姿勢が悪くなりがちです。正しい姿勢とは、耳、肩、股関節が一直線上に並び、背骨が自然なS字カーブを描いている状態を指します。

 

座る際は、椅子に深く腰掛け、背もたれに背中をしっかりとつけ、足裏を地面につけるようにしましょう。また、立っている時も、お腹を軽く引き締め、胸を張って、正しい姿勢を保つように心がけましょう。定期的に姿勢をチェックし、猫背や前かがみにならないように注意することが大切です。

死ぬほど痛い坐骨神経痛になる人の姿勢

専門家による坐骨神経痛の治療法

薬物療法:痛み止め以外の選択肢

坐骨神経痛の治療において、薬物療法は重要な役割を果たします。痛み止めの内服や外用薬だけでなく、症状や原因に応じて様々な薬が選択肢となります。例えば、神経の興奮を鎮める効果のある抗けいれん薬や、筋肉の緊張を和らげる筋弛緩薬などが用いられることがあります。(リリカ、タリージェ、プレガバリン、ノイロトロピン、リンラキサーなど)

 

また、痛みが非常に強い場合には、神経ブロック注射が検討されることもあります。これは、神経に直接麻酔薬を注入することで痛みを遮断する方法です。さらに、近年では、痛みを緩和する効果のある漢方薬も注目されています

 

。これらの薬物療法は、医師の診断に基づいて適切なものが選択されます。自己判断で薬を服用したり、中断したりすることは避け、必ず医師の指示に従ってください。

理学療法・リハビリテーションの効果

理学療法やリハビリテーションは、坐骨神経痛の治療において、薬物療法と並んで重要な役割を果たします。理学療法士や作業療法士などの専門家が、個々の患者の状態に合わせて、運動療法、物理療法、装具療法などを組み合わせて行います。

 

運動療法では、ストレッチや筋力トレーニングなどを行い、筋肉の柔軟性を高め、神経への負担を軽減します。物理療法では、温熱療法、電気刺激療法、超音波療法などを用いて、痛みを和らげ、血行を促進します。装具療法では、コルセットなどを用いて、腰椎を安定させ、神経への圧迫を軽減します。これらの治療法は、痛みの緩和だけでなく、再発予防にも効果的です。専門家の指導のもと、正しい方法で行うことが重要です。

整体や鍼灸は効果がある?

整体や鍼灸は、坐骨神経痛の治療法として、広く知られています。

整体は、体の歪みを整え、筋肉や関節のバランスを調整することで、神経への圧迫を軽減し、痛みを和らげることを目的としています。鍼灸は、経穴(ツボ)を刺激することで、血行を促進し、痛みを鎮める効果が期待できます。

 

これらの治療法は、科学的な根拠が十分に確立されているとは言えませんが、多くの人が効果を実感しています。ただし、施術者の技術や経験によって効果が異なるため、信頼できる施術者を選ぶことが重要です。また、症状によっては、整体や鍼灸が適さない場合もあるため、事前に医師に相談することをおすすめします。

当院ではトリガーポイントや、坐骨神経の通り道などに筋膜リリース施術で坐骨神経痛の患者さんが改善していることを経験します。

​坐骨神経痛を改善するトリガーポイントはお尻の筋肉である、小殿筋や中殿筋にあります。

また神経と筋膜、脂肪などが癒着してしまって、坐骨神経痛が起きている人がいます。​それを指や機械をつかって改善します。

死ぬほど痛い坐骨神経痛はどれぐらいでよくなるのかを知りたいと思っている人は多いと思います。

強い痛みは2週間から1か月で程度で痛みが和らぎます。痛みのない時間帯や痛みのない日、動きやすくなってきます。人間なので日によって体調が違うように、痛みも波があります。

​その波がだんだんでなくなって、約3か月~4か月程度で症状がなくなり改善される方を多く経験します。

死ぬほど痛い坐骨神経痛を改善させるトリガーポイント
死ぬほど痛い坐骨神経痛を改善させる筋膜リリースのやり方

適度な運動で筋力アップ

適度な運動は、坐骨神経痛の予防と再発防止に効果的です。運動不足は、筋肉の柔軟性や筋力を低下させ、腰椎への負担を増加させます。ウォーキングやストレッチなどの軽い運動を習慣にすることで、血行を促進し、筋肉を柔軟に保ち、神経への圧迫を軽減することができます。また、腹筋や背筋などの体幹を鍛えることで、腰椎を安定させ、負担を軽減することができます。ただし、無理な運動は逆効果になることもあるため、自分の体力や症状に合わせて、無理のない範囲で行うようにしましょう。運動前にストレッチを行い、運動後にはクールダウンを行うことも大切です。下の画像は当院がよく指導するストレッチです。継続してやってみましょう。

死ぬほど痛い坐骨神経痛を改善させるストレッチの方法
死ぬほど痛い坐骨神経痛のストレッチその2

生活習慣を見直す

生活習慣の見直しは、坐骨神経痛の予防と再発防止において、非常に重要な要素です。肥満は、腰椎への負担を増加させ、坐骨神経痛のリスクを高めます。バランスの取れた食事を心がけ、適度な運動を行うことで、体重をコントロールしましょう。また、喫煙は血行を悪くし、神経への栄養供給を妨げるため、禁煙をおすすめします。長時間のデスクワークや運転など、同じ姿勢を続けることは、腰椎への負担を増加させます。定期的に休憩を挟み、ストレッチや軽い運動を行うようにしましょう。睡眠不足も、筋肉の緊張を高め、痛みを悪化させる原因となります。十分な睡眠時間を確保し、質の高い睡眠をとるように心がけましょう。

まとめ:死ぬほど痛い坐骨神経痛に負けない!

坐骨神経痛は、日常生活に大きな支障をきたす、非常に辛い痛みです。しかし、適切な対処法と治療法を実践することで、症状を改善し、痛みのない生活を送ることができます。まずは、自分の症状を正確に把握し、原因を特定することが重要です。そして、自宅でできる応急処置や市販薬の利用、専門家による治療法などを組み合わせ、積極的に治療に取り組みましょう。また、日頃から正しい姿勢を意識し、適度な運動を行い、生活習慣を見直すことで、予防と再発防止に努めましょう。痛みに悩まず、前向きな気持ちで、坐骨神経痛に打ち勝ちましょう

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